2017年10月29日(日)から冬スケジュール(ウインターダイヤ)がスタートするが、日系航空会社の動きを中心にまとめてみた。
特に注目の話題は、中部国際空港拠点のエアアジア・ジャパンの中部~新千歳線就航とJALの羽田~ロンドン線の深夜時間帯の増便となる。また、スターフライヤーの羽田~福岡線での羽田空港での発着ターミナルが第2ターミナルから第1ターミナル南ウイングに変更される。ANAは成田~ロサンゼルス線を現在の1日1往復から2往復に増便され、羽田~ロサンゼルス線を含めると首都圏から1日3便のロサンゼルス便が運航されることになる。
また運休する路線としては、春秋航空日本の成田~関西線とピーチの那覇~香港線が運休するほか、AIRDOの新千歳~広島線を運休して同路線は新たにANAで運航される。
各航空会社別の主な動き
(日付のないものは10月29日より)
■ANA
・成田~ロサンゼルス線を1日2往復に増便(現在1日1往復)
・羽田~香港線を週12~14往復に増便(現在週9往復)※増便は深夜早朝時間帯
・成田~成都線を週4往復に減便(現在週7往復)※毎年冬スケジュール期間中は減便している
・広島~新千歳線を1日1往復で就航※AIRDOの運休に伴い、ANA便として就航
その他、一部路線での増便・減便がある
■JAL
・羽田~ロンドン線を1日2往復に増便(現在1日1往復)※増便分は羽田を深夜2時45分に出発する。エコノミークラスでもこの便に限ってサクララウンジを開放する
・成田~バンコク線を1日2往復に期間増便(現在1日1往復)※増便分は成田12時40分発、バンコク23時25分発
■スカイマーク
大きな変更点はなし
■AIRDO
・新千歳~広島線を運休
■ソラシドエア
大きな変更点なし
■スターフライヤー
・羽田~福岡線は羽田空港での発着ターミナルが第1ターミナル南ウイングへ変更(現在第2ターミナル)
・北九州~那覇線を2018年2月8日~3月24日の期間限定運航
■ピーチ
・那覇~香港線を運休
■ジェットスター・ジャパン
・成田~宮崎線を12月21日から1日1往復で就航
■バニラエア
・機内持ち込み手荷物が7キロまでに変更(現在は10キロまで)
■春秋航空日本(スプリングジャパン)
・成田~関西線を運休
・成田~佐賀線を1日1往復に減便(現在は1日2往復)
■エアアジア・ジャパン
・中部~新千歳線を1日2往復で就航
(鳥海高太朗)