ANAのエアバスA380型機「FLYING HONU」が、2021年10月30日(土)に成田空港から下地島空港へ初めて飛行することが発表された。専用のツアーに申し込むことで成田空港から利用することが可能になっている。(写真はホノルル空港で撮影)
下地島空港は、宮古島から伊良部大橋を経由することで車で約20~30分ほどでアクセス可能な空港で、かつては ANA のジャンボ機(ボーイング747型機)の訓練場所として使われていた空港として航空ファンには有名で、2019年3月に三菱地所が中心となって民間主導の旅客用ターミナル(みやこ下地島空港ターミナル)が開業し、現在はジェットスター・ジャパンとスカイマークの2社が定期便を運航している。
日本の空港で最もリゾートホテルのような南国の空港の雰囲気が出ており、到着した瞬間からリゾート気分を味わえることで人気の空港となっている。
今回は10月30日(土)に成田空港(11時頃発)から下地島空港(14時15分頃着)に飛んだ後、下地島空港に2泊駐機し、11月1日(月)の15時頃に下地島空港を出発し、成田空港に17時45分頃に到着する予定となっている。
航空券単体だけの発売は行わず、ホテルとセットになったツアー商品がANA X社から販売される。2名1室利用する場合の1名あたりの基本料金は、ファーストクラスで24万8000円、ビジネスクラスで窓側が19万8000円、通路側が18万8000円、プレミアムエコノミーで窓側が11万800円、通路側が10万800円、エコノミークラスは窓側が9万6800円、翼の上の窓側が8万9800円、通路側が8万1800円となっている。ホテルのランクや参加人数によって金額が変わることになっており ANA の特設サイトで料金を確認することが可能となっている。
ツアーの申し込み期間は9月8日(水)の14時から21日の10時までとなっており、申込者多数の場合は抽選となる。また1号機・2号機のどちらかになるかは当日までのお楽しみとした。
また、オプショナルツアーとして10月30日の到着を下地島空港の着陸スポットである「17エンド」でお出迎えするツアーや10月31日の機内見学ツアーなども設定される。オプショナルツアーについては9月下旬の販売を予定している。
(鳥海高太朗)