ANAグループは日本で初めての職域接種のケースとなり、6月13日(日)より羽田空港で開始した。初日は対象者は約50名で午前11時から開始した。モデルナ製のワクチンを接種する。
ANAによると、接種対象者はANAグループ会社社員の約4万6500人(契約社員を含む)で、国際線で業務をする運航乗務員(パイロット)と客室乗務員の合計1万人よりスタートし、接種状況を見ながら国際線接客業務(グランドスタッフなどを)を担う社員などに順次拡大していく予定とのことだ。2日目の6月14日(月)には約100名が接種した。
接種体制については、産業医及び提携する医療機関による体制で、1日あたり医師1名と看護師または保健師3名、その他にスタッフ5名程度の体制を構築し、1日あたりの接種人数を今後、300人まで拡大することを予定している。6月21日には300名体制となる予定で、シフト勤務の都合によっても変化するが、目安として7月末までに1回目の接種が受けられることを目指す。
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「ANA、日本初のワクチン職域接種をスタート。7月末までにパイロット・客室乗務員の1回目接種を目指す」(2021年6月13日掲載)
■6月13日(日)、羽田空港で実施されたワクチン職域接種