JALは、国内の航空会社としては初導入となるエアバスA350-900型機が2019年6月14日の午前7時45分に羽田空港に着陸。初号機に搭乗したJALの植木義晴会長がタラップより降機し、出迎えしたJALグループ社員など関係者へ向けて手を振った。
その後、羽田空港の格納庫内で到着イベントを開催し、セレモニーでは羽田空港で出迎えたJALの赤坂祐二社長へ植木会長からフライトのログブックを手渡しした。
植木会長「6年前の決断は正しかった」
その後、挨拶した赤坂社長は「2013年10月にA350の導入を決定し5年8ヶ月を経ての到着となった。低燃費・低騒音・広い客室空間などと優れた性能であるが、色々な新しい機能が追加され、安全性・整備性においても極めて優れた飛行機だと思う。自信を持って飛ばしていきたいと思う」と話した。またデリバリーフライトに搭乗したA350を選定した際の社長だった植木会長は「今回、久しぶりにトゥールーズに行って、エアバスやロールスロイスの方と話をして、この飛行機に乗ってきて感じたことは、6年前の決断は正しかった。その自信を持って羽田に降り立った。機内においては趣向を凝らして、JALらしさを表現できた機内になっている」とA350に実際に搭乗した感想を話した。
9月1日に羽田発福岡行きの便でデビューする予定となっている。
関連URL:JAL、エアバスA350特設サイト
(鳥海高太朗)