ルフトハンザドイツ航空は、2017年12月2日から羽田~ミュンヘン線において、エアバスA350-900型機での運航を開始し、羽田空港で記念のセレモニーが行われた。出発前の機内写真を含めたフォトレポートを中心にレポートする。
ルフトハンザのA350は293席仕様で運航
ルフトハンザでは全293席で運航され、ビジネスクラスは48席、プレミアムエコノミーが21席、エコノミークラスが224席になっている。ルフトハンザでは現在6機のエアバスA350が納入されており、今後25機まで増やす計画となっている。座席配列はビジネスクラスが2ー2ー2、プレミアムエコノミーは2ー3ー2、エコノミークラスは3ー3ー3となっている。ルフトハンザによるとエコノミークラスは従来のシートに比べて横幅が広くなったほか、青を基調としたグラーデーションでまとめらたキャビンになっている。
■ビジネスクラス
■プレミアムエコノミー
■エコノミークラス
記念のセレモニーではA350特製ケーキのケーキカットで日本線初導入をお祝いした。また、初便搭乗者には記念のエコバッグがプレゼントされた。
A350は環境に優しい機体として、ジェット燃料の消費量を25%、二酸化炭素排出量を25%削減し、離陸時の騒音も大幅に低減した機体になっている。
■ルフトハンザ、羽田~ミュンヘン線運航スケジュール(2017年12月現在)
LH715便 羽田12時45分発 ミュンヘン16時55分着
LH714便 ミュンヘン15時35分発 羽田10時55分着(翌日)
関連URL:ルフトハンザドイツ航空
(鳥海高太朗)
- 編集長's eye BIRD SEAビュー
- 今回、機内撮影させてもらって実際のシートを見ることができた。ビジネスクラスの2席掛けは変わらないが、フルフラットで開放感のあるシートで特に2名で利用する際にはオススメと言える。またプレミアムエコノミーはかなりゆったりしており、シートテレビの画面が大きかったり、ペットボトルの水も取り出しやすい場所に位置しているなど機内で仕事をしたり、映画を楽しんだりするには快適なシートだった。またエコノミークラスでは、足下は狭く感じたが、横幅を広くしたとのことだが真新しいシートの座り心地は悪くない。
ルフトハンザの日本路線でA350が楽しめる唯一の路線となるが、A350を利用したい人は羽田~ミュンヘン線を選んでみるのがいいだろう。
編集長 鳥海高太朗