JAL(日本航空)は、期間限定でロサンゼルス線利用のビジネスクラス航空券のスペシャル運賃を販売している。
燃油サーチャージ・空港税込みで往復24万円台
JAL運航の成田~ロサンゼルス線のJL62便・61便、アメリカン航空運航の羽田~ロサンゼルス線のJL7018便・7017便、成田~ロサンゼルス線のJL7016便・7015便が対象となる。2017年7月7日~13日までに予約することを条件に、2017年10月29日~2018年3月31日日本出発分の平日(往路は月~金発、復路は日~木発)において往復22万2000円で発売中となっている(運賃名:Saver X)。燃油サーチャージの往復1万4000円と空港税などの諸経費を含めると2万4280円程度(7月8日検索の場合)を合わせると24万6280円程度が実際の支払額となる。
ラスベガスなどへも同料金。国内地方都市発は+1万円
ロサンゼルスに加えて、ロサンゼルス乗り換えでのラスベガス、フェニックス、サンノゼへ向かう場合にも同料金で利用できるほか、国内からの出発においては大阪及び名古屋は同料金で、その他の各都市からは往復1万円で国内線を利用できる。
予約クラスは「X」となっており、JALマイレージバンクへは区間マイルの125%が積算される。往復で1万3646マイルが積算されるほか、上級会員になる為の基準となる「FLY ON ポイント」は往復1万4446ポイントが貯まる。+1万円の追加で沖縄~東京~ロサンゼルス利用の場合には往復1万8382ポイントが貯まる。
現地に5日間の滞在が必要なので弾丸旅行は厳しい
現地の滞在ルールとしては、5日以上1ヶ月以内(復路の帰国便は東京を出発後5日目以降)となっており、便出発前にキャンセルをした場合には5万円の取消手数料がかかる。一部適用除外期間がある。
JAL運航便においては、成田~ロサンゼルスには完全フルフラットシートになる「JAL SKY SUITE」のビジネスクラスが搭載されているボーイング777-300型機で運航される。お得にJALのビジネスクラスを利用したい人におすすめの運賃である。
関連URL:JAL
(鳥海高太朗)
- 編集長's eye BIRD SEAビュー
- 実際に検索してみると、ロサンゼルス線の傾向としては、JAL運航便よりもアメリカン航空運航便の方が残席が多く出てるようだ。往路・復路でJAL運航便とアメリカン航空運航便の両方を組み合わせることも可能。現地滞在が5日間必要となるが、往復で実際の支払額で24万円台というのはかなり割安と言っても過言ではない。
JALの上級会員を目指す上で、もの凄いコストパフォーマンスが高い訳ではないが、アメリカ旅行を計画しているのであれば活用するのがいいだろう。
編集長 鳥海高太朗