ANA(全日本空輸)は、2017年9月12日に国内航空会社では初めての導入となったエアバスA321neoを8時25分発の羽田発熊本行きANA641便で運航を開始した。ANAによると9月12日は羽田~熊本を往復した後、羽田~宮崎、羽田~米子をそれぞれ往復する予定となっている。
初便出発前には、搭乗ゲートとなった58番ゲート前で記念のセレモニーが開催され、初便搭乗者に初便の搭乗証明書などがプレゼントされた。
ANAファンからケーキのプレゼントも
また、同便に搭乗のANAファンからサプライズでケーキのプレゼントもあった。ANA641便は、8時30分にゲートを離れ、8時45分に熊本へ向けて離陸した。
全席にUSBポート、シート電源、シートテレビ、Wi-Fiを装着
エアバスA321neoは、今後も国内線に投入される。プレミアムクラス8席、普通席186席の合計194席となっており、プレミアムクラスには電動リクライニングシートを装着したほか、普通席も含めた全席でUSBポート・シート電源、更にシートテレビで機内エンターテイメントが利用できる。また、機内インターネットサービス「ANA Wi-Fiサービス」も搭載されている。
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(鳥海高太朗)
- 編集長's eye BIRD SEAビュー
- A321neoの初便目当てのファンも多く、就航便が発表されてからすぐに満席となった。先日、機内を取材させてもらったが、国内線で全席シートテレビを入れたのはスターフライヤー以来であり、国内線でもシートテレビでビデオプログラムが観られるのは魅力だと思う。
また、USBポートとシート電源があることで、特に帰りの便でスマートフォンやノートパソコンの電池が少ない時などに重宝すると思う。今後も、新機材・新シート導入時にUSBポートやシート電源を普通席にも標準で装着して欲しいものである。
編集長 鳥海高太朗