タイ・バンコクのドンムアン空港を拠点とする中距離LCCのノックスクートは、東京都内で会見が行われ、関西~バンコク(ドンムアン)線を10月29日(バンコク発は10月28日より)より週4往復で就航することを発表した。ノックスクートは、今年6月1日に成田~バンコク(ドンムアン)線を就航しており、日本路線としては2路線目となる。
スクートと合わせると1日1便体制に。運航時間帯が異なるので注意
既に親会社のスクートが関西~バンコク(ドンムアン)~シンガポール線を週3往復で運航しており、両社を合わせると週7往復となる。今回就航のノックスクートとスクートは時間帯が違うので、利用する際には注意が必要となる。
■2018年10月28日以降のスクート、ノックスクートの関西~バンコク線
(XW便=ノックスクート、TR便=スクート)
XW111便 関西8時30分発 バンコク12時45分着 月・火・木・土運航
TR867便 関西17時55分発 バンコク22時30分着 水・金・日運航
TR866便 バンコク9時35分発 関西16時45分着 水・金・日運航
XW112便 バンコク23時50分発 関西7時10分着(翌日) 月・水・金・日運航
往路便はノックスクート便は午前発、スクート便は夕方発となり、復路便はスクート便は午前発、ノックスクート便は深夜発の夜行便となる。ノックスクート便はボーイング777-200型機、スクート便はボーイング787型機で運航され、スクート便に限って機内Wi-Fiが利用できる。
就航記念は諸経費込みで片道8900円
就航記念運賃として、ノックスクート便の関西~バンコク線を片道8900円で販売する(空港税・諸経費込み、支払い手数料別)。本日正午から8月24日までが販売期間となり、2018年10月29日~2019年3月30日搭乗日までが対象となる。
現在、年間100万人のタイ人が日本へ、150万人の日本人がタイを訪れており、在留邦人数も約7万2000人、5444社の日系企業が進出しているほか、日本食レストランも2774店舗あるなど、日本~タイの往来は堅調に推移している。
6月1日に就航した成田~バンコク線は、6月の搭乗者数は1万9441人で搭乗率は78%と上々のスタートを切ったことも明らかになった。
(鳥海高太朗)