ジェットスター・ジャパンは、2017年6月21日に世界で初めてスパイダーマンを機体に描いた「スパイダージェット」(エアバスA320型機)の運航を開始した。今回の企画は、8月11日公開の映画「スパイダーマン:ホームカミング」とのコラボレーション企画となっている。
初便となったGK203便(成田→関西線)には、抽選で選ばれた約40名がスパイダーマンのコスチュームを着用して搭乗した。またイベントには、お笑いコンビ「バイきんぐ」の小峠英二さんと西村瑞樹さんが登場。小峠さんは全身アイアンマンの姿でアベンジャーズと共に現れ、会場を盛り上げた。飛行機で行ってみたい場所として、全身アイアンマンに身にまとった小峠さんは「(気候的にいい)北海道へ行ってみたう」、西村さんは「沖縄でキャンプをしたい」と話した。お見送りにもお二人は参加したが、全身アイアンマン姿で身動きができない小峠さんが台車で移動している姿が乗客やメディア関係者から笑いを誘っていた。
ジェットスター・ジャパンの片岡優代表取締役会長は、「キャンペーンは8月末までとなっているが、9月以降も特別塗装機は継続して飛び続ける予定。また国内線・国際線問わず投入する予定となっている。7月以降に、成田・中部・関西で一般向けのイベントを計画しているので期待してください」と話した。
初便搭乗者には、スパイダーマンオリジナルTシャツなどのオリジナルグッズがプレゼントされた。
関連URL:ジェットスター・ジャパン
(鳥海高太朗)
- 編集長's eye BIRD SEAビュー
- 今回、初便となった朝9時45分発の関空行きでは、キャンペーンの応募で当選した40名のスパイダーマンのコスプレ姿のファンが印象的であった。以前、ANAの「スターウォーズ」でのコスプレ乗客の取材をしたこともあったが、そのときには様々なキャラクターで登場していたが、今回は全員スパイダーマンで、ある意味統一感が取れていたと思う。
そんな中、バイきんぐの小峠さんのアイアンマン姿が最高であった。着用してしまうと大きな動きができず、移動は台車というのが取材に来ていたメディア関係者からの爆笑を誘っていた。ある意味、イベント以上に盛り上がっていたかもしれないが、大雨の予報にも関わらず、ランプ(外)での撮影時には、傘がなくても影響のない程度の雨で済み、小峠さんもきっと助かっただろうと思う。
編集長 鳥海高太朗