2017年10月29日にエアアジア・ジャパンが就航して国内線を運航するLCCは5社となった。また、同じく10月29日にはバニラエアが機内持ち込み手荷物の重量を10キロから7キロに変更して空港では重量チェックも強化されている。また11月15日からピーチは支払手数料を440円から540円(クレジットカード決済の場合)に値上げした。
そこでLCC5社の日本国内線における機内持ち込み手荷物の重量と支払手数料をまとめてみた。
■機内持ち込み手荷物の重量
ピーチ:10キロ
ジェットスター・ジャパン:7キロ(フレックスBiz運賃では10キロまで)
バニラエア:7キロ
エアアジア・ジャパン:7キロ
春秋航空日本:5キロ(セール運賃以外であれば、預ける手荷物は機内持ち込みの荷物を含めて15kgまで無料)
■1区間毎に必要な支払手数料(決済手数料)※クレジットカードの場合
エアアジア・ジャパン:400円
春秋航空日本:430円
ジェットスター・ジャパン:500円
ピーチ:540円
バニラエア:600円
機内持ち込み手荷物の重量においては、7キロと10キロの3キロの差は意外にも利用者にとっては大きく、特に宿泊を伴う旅行や出張においては、預ける荷物の手数料を払うかどうか考えてしまうことも多いだろう。
支払手数料は、新規で航空券を購入する場合は避ける方法は基本的にはなく、必ず必要になってくる。ANAやJAL、スカイマークなどでは不要であるが、海外も含めてLCCでは徴収することが一般化されており、日本でも同様のスタイルが採用されている。以前は300円程度であったが、現在では1区間400~600円程度になっている。
LCC利用時で運賃を比較する場合には、オプション類(手荷物預けや座席指定なども含めて)も加えた最終的な合計額(支払額)で比較する必要がある。
関連URL:ピーチ、ジェットスター・ジャパン、バニラエア、春秋航空日本、エアアジア・ジャパン
(鳥海高太朗)