羽田空港、成田空港、そして茨城空港の首都圏3空港全てに乗り入れる航空会社が誕生する。2018年3月26日(月)から、台湾のLCC(格安航空会社)であるタイガーエア台湾は、茨城~台北(桃園)線を開設する。月曜日と木曜日のみの週2往復での運航となるが、今回の就航によって、既に羽田~台北、成田~台北、成田~高雄に就航していることから首都圏3空港全てに乗り入れる唯一の航空会社となる。
タイガーエア台湾は、台湾のチャイナエアラインが出資するLCCで、現在日本国内では、羽田、成田、旭川、函館、仙台、名古屋、関西、岡山、福岡、那覇から台北への便を運航しており、今月からは小松~台北便も就航した。
3月26日より茨城~台北線、3月28日から花巻~台北線を各週2往復で新規就航することになるが、タイガーエア台湾は国内13空港から台北への直行便を運航するともに、成田、関空、福岡、那覇の4空港からは高雄便も運航している。羽田からは台北へ就航しているが、羽田線は朝5時に羽田を出発で台北に朝7時半に到着し、帰国便は台北を23時45分に出発して朝4時に羽田に到着。公共交通機関のない時間帯であるが、片道1万円以下で買えることもあり、当初は毎日運航でなかったが現在は毎日運航となっている。
今後、首都圏だけでなく、地方空港も含めて台湾へ行く際に利用する機会が増えるだろう。更なる路線展開にも注目である。
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(鳥海高太朗)