2018年3月1日、ピーチの新路線として新潟~関西線が就航した。毎日1往復で運航となる。今回、関西空港からの初便ではなく、新潟空港から関西空港へ向かう初便に搭乗した。新潟空港でのセレモニーも含めてレポートする。
3月1日はピーチとしても6周年を迎えたが、日本海側は低気圧の発達によって大荒れの状況で関西空港からの便が着陸できない可能性があった。規定の風速を超えており、最初は着陸できずに旋回していたが(ゴーアラウンド)、最後は無事に着陸することができた。着陸の瞬間は新潟空港内は拍手で包まれた。
関西空港からの初便で搭乗したきた人が降りてきたが、本当に揺れていて気持ち悪かったという声が聞かれたが、無事に着陸できた安堵感もあった。
新潟空港で井上CEOも出席しての就航記念セレモニーを開催
ピーチ初便の到着前には、新潟空港のゲート前で就航記念セレモニーが行われた。ピーチの井上慎一CEOは「いよいよピーチの新潟就航が実現しました。この日が来るのを心待ちにしていた。本日から、新潟と関西が劇的に近くなります。飛行時間は他社と同じように1時間ですが、運賃は通常運賃で4290円からで何度でも行ける空飛ぶ電車の魅力を堪能いただければと思います」と挨拶した。その後は、新潟県宣伝課長に任命されているゆるキャラのトッキキのきっぴーと共に恒例のピーチポーズで記念撮影が行われた。
機内では今日から魚沼産コシヒカリも販売
そして定刻から約2時間遅れの15時31分にゲートを離れ、15時43分に離陸した。機内では、新潟にちなんで八海山や越後鶴亀といった日本酒、そして面白かったのは魚沼産コシヒカリ(2合)が600円で販売されていたのが印象的だった。そして、新潟空港離陸から約1時間20分後の17時29分に関西空港に到着し、17時32分にスポットインした。
関連URL:ピーチ
関連記事:ピーチ、就航6周年記念で3月2日午前0時から先着600席を600円で販売(2018年3月1日掲載)
(鳥海高太朗)