ANAグループは、2013年9月から2017年11月まで、3ヶ月毎に3つの都道府県単位で地域の魅力を発信する地域活性化プログラム「Tastes of JAPAN by ANA」を実施してきたが、2017年12月からは「Tastes of JAPAN by ANA -Explore the regions-」に生まれ変わり、半年ごとに1つの地域の情報を発信すると共に、機内や空港ラウンジでは特産品を使ったメニューを提供している。
今年注目の九州を6月~11月まで特集
2017年12月~2018年5月までは北海道を特集していたが、6月からの半年間は九州を特集する。今年1月からはNHK大河ドラマ「西郷どん」が放送され、明治維新150周年であるなど注目されている九州が第2弾となった。
機内食で九州の料理を堪能できる
6月から国際線機内においては、ファーストクラスでは日本発(一部路線を除く)で宮崎の「軽いスモークの紋甲烏賊と茄子のタルタル カレーとライム風味 宮崎キャビア1983添え」、鹿児島の「安納芋のスイートポテト」、熊本の「和牛つくねと茄子の合い盛り」、福岡の「はかた地どり山椒揚げ」、長崎の「長崎県産伊佐木の蓼焼き」を提供するほか、ビジネスクラスでも日本発の欧米・メキシコ・バンクーバー路線(一部路線を除く)で佐賀の「金星佐賀豚と茄子 胡瓜の葱塩浸し」、日本発ハノイ・ホーチミン・ヤンゴン・プノンペン・シドニー・中国・香港・台湾・マニラ路線では同じく佐賀県の「佐賀県産ふもと赤鶏のグリル カレー風味のラタトゥイユとともに」、日本発ソウル線・大連及び杭州からの日本行きでは鹿児島の「さつま香潤豚ロース肉のグリルライムとハーブ風味のトマトソース」が提供される。
また、エコノミークラスでも日本発の欧米・メキシコ・バンクーバー路線(一部路線を除く)では、熊本の不知火蜂蜜と生クリームなどで作ったキャラメルにアーモンドスライスを加えサブレ生地と一緒に焼き上げた「フロランタン」が提供される。
羽田空港ANA SUITE LOUNGE内にある「DINING h」でも九州のメニューを提供
更にファーストクラス利用者及びANA「ダイヤモンドメンバー」が利用できる羽田空港国際線のANA SUITE LOUNGE内にある「DINING h」のメニューとして、6月は「長崎県産 イサキのムニエル フレッシュトマトとガーリックフレーバーピストゥ―」、7月は「大分県産 香菇の太刀魚挟み焼き」、8月は「はかた地どりのソテー ココナッツの香り クレオール」が提供される予定となっているほか、8月は宮崎産の日向夏を使用した「ANAオリジナルパフェフルーツミックス」もお楽しみいただける。
また、羽田空港(国際線・国内線)・成田空港(国際線)のANAラウンジでは、6ヵ月間で合計72銘柄、関西空港のANAラウンジでは6ヶ月間で合計4種類の九州の國酒が提供される。
その他にもTastes of JAPAN by ANAと連携した旅行商品をはじめ、機内番組、機内誌「翼の王国」「WINGSPAN」、特設ウェブサイトなどを通じて九州の魅力を発信する。
「県境を越えての旅行も多い」ANAの志岐副社長
5月29日に東京都内で記者発表会が行われ、ANAの志岐隆史副社長は「これまでは空港もない県も含めて全ての47都道府県を取りあげたが、県境を越えて観光客が移動されることも多いことで広域で展開し、訪日旅行客が増えている仲、もう少し外国人から見た日本はどう映るのか、新しいプランに盛り込んでいる」と述べた。今回のイベントには九州7県のゆるキャラも集合しイベントを盛り上げた。
関連URL:
ANA
ANAプレスリリース「Tastes of JAPAN by ANA -Explore the regions-」 2018年6月より九州を特集します(5月18日)
「Tastes of JAPAN by ANA -Explore the regions-」九州特設サイト
(鳥海高太朗)