エア・カナダは、2018年6月2日より成田~モントリオール線を夏期シーズンは毎日、冬は週3便での通年運航として新規就航することを発表した(モントリオール発は6月1日より就航)。成田からはトロント、バンクーバー、カルガリーに続いてカナダ国内4都市目の就航となる。
成田~モントリオール便は、成田を17時30分に出発して、モントリオールに同日の16時30分に到着する。また帰国便はモントリオールを14時05分に出発して成田に翌日の15時50分に到着する。機材はボーイング787を予定している。
モントリオールへの旅行・出張に加えてカナダ・アメリカ東海岸への乗り継ぎも便利
モントリオールへの旅行や出張に加えて、ケベックシティ、オタワ、ハリファックス、シャーロットタウンなどのカナダの都市、更にボストン、フィラデルフィア、オーランドなどのアメリカ東海岸との乗り継ぎにも便利な便となる。
就航記念セールを8月24日から発売開始
■成田~モントリオール線、2018年6月2日からの運航スケジュール
(モントリオール発は6月1日より)
AC6便 成田17時30分発 モントリオール16時30分着
AC5便 モントリオール14時05分発 成田15時50分着(翌日)
就航記念セールを本日8月24日から発売を開始し、エコノミークラス往復7万5000円から設定されている。エア・カナダはスターアライアンスに加盟しており、ANAやユナイテッド航空などのマイレージプログラムに積算・特典利用が可能となっている。
エア・カナダのカリン・ロヴィネスクCEOは、「今後もモントリオールをハブ空港として戦略的に確立させていくことにより世界展開を図っていく予定であり、モントリオールと日本を結ぶ初めての定期便となる東京への直行便の就航を大変嬉しく思っている。これにより、東部カナダ、アメリカ合衆国北東部から日本及びアジアへのより快適なアクセスをお客様に提供することが可能となるほか、エア・カナダが今後も拡大が見込まれるモントリオール-アジア市場のリーダーとしての戦略的地位を確立すると同時に、トロント、バンクーバー、カルガリーと東京を結ぶ現在の運航便を補完することが可能となる」とコメントしている。
エア・カナダの日本路線一覧
エア・カナダの日本路線は、2018年6月以降は以下となる予定で最大週46便体制となる。
成田~トロント、バンクーバー、カルガリー、モントリオール
羽田~トロント
関西~バンクーバー(エア・カナダ ルージュにて運航)
中部~バンクーバー(エア・カナダ ルージュにて運航)
関連URL:エアカナダ
(鳥海高太朗)
- 編集長's eye BIRD SEAビュー
- 先日のオーストリア航空の成田~ウィーン線が来年に再就航することが発表されたが、また今回新たに長距離路線として成田~モントリオール線が就航することになり、カナダへのアクセスがより便利になる。
欧米の航空会社の日本路線において7路線というのは、ユナイテッド航空とデルタ航空に次ぐ路線数となる。日本からのカナダ便のイメージはバンクーバーとトロントが強いが、既に就航しているカルガリーや来年就航するモントリオールへ就航することで、カルガリーから近い人気観光地のバンフ、そして北米のパリと呼ばれているモントリオールへも日本からより気軽に訪れることができる。
私も訪れたことのないモントリオールへこの便で出かける日が来ればと思っている。
編集長 鳥海高太朗