スターフライヤーは、2017年12月11日に本社のある北九州空港の格納庫(SFJメンテナンスセンター)にて、メディア向けに新しい機内安全ビデオの先行上映が行われた。新しい機内安全ビデオ「I am STARFLYER MAN」。空の守護神となったスターフライヤーの機体を擬人化した「スターフライヤーマン」が安全な空の旅を12月17日(日)から機内で紹介する。
今回で4代目の機内安全ビデオ
これまでも「スターフライヤー忍者」や「STARFLYER JAZZ Lounge」など他社にないユニークな機内安全ビデオが注目を集めていたが、今回は新しいキャラクター「スターフライヤーマン」が登場した。初代の機内安全ビデオ(2006年3月~通常の機内安全ビデオ)、2代目「スターフライヤー忍者」(2011年1月~)、3代目「STARFLYER JAZZ Lounge」(2014年9月~)についで4代目となる。今回の「I am STARFLYER MAN」の放映時間は4分7秒となっている(前作は4分2秒)。
スターフライヤーマンは、スターフライヤーの機体と同じアルミニウム合金のボディが漆黒に輝いている。機内安全ビデオの見所は、スターフライヤーマンが機内の安全について、クールにポーズを決めながら説明すると共に、声にも特徴があり、体には似合わず、全てを包み込むような優しい男性の落ち着いた声で紹介している。
スターフライヤーマン以外は社員が出演
スターフライヤーマン以外の出演者は、お客様役を含めて全て社員が出演している。お子様も社員のお子様が出演しているなど、社員全員で作った作品となっている。コンセプト作りから時間をかけて作ったそうだ。
スターフライヤーの松石禎己社長は、機内ビデオを見た感想として「観れば観るほど味があるビデオになったと思う。スターフライヤーマンは、マスコミやお客様の反応を見て今後の展開も考えていきたい」と感想を述べた。
来年は国際線にも就航するスターフライヤー
来年には、北九州・福岡・中部の3空港から台北への路線を計画しているが、今後、スターフライヤーマンのコンテンツやグッズの展開を予定している。12月17日よりオリジナルサイトの開設、機内にスターフライヤーマンのプロフィールのリーフレットなどを掲載する予定となっている。スターフライヤーでは、知名度アップも含めて新しいファンの開拓に繋げたいとしている。
スターフライヤーではYouTubeでの公開も開始した。
■「スターフライヤーマン」コンセプト(スターフライヤー発表資料より)
夜空に輝く Mother Comet(※)の不思議な力とスターフライヤーのホスピタリティが融合したとき、漆黒の機体に命が宿り、「スターフライヤーマン」が誕生した。スターフライヤーの「安全は何よりも優先すべき絶対的なもの」という信念を強く受け継ぎ、エアバス A320-200 が翔る空または北九州空港の格納庫から、お客様の安全と快適な空の旅を見守る空の守護神。
※スターフライヤーブランドコンセプト”Mother Comet(母なる彗星)~blazethrough the world~”
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(鳥海高太朗)