中部国際空港(セントレア)を拠点にするエアアジア・ジャパンは、同社としては2路線目で初めての国際線となる中部~台北(桃園)線を2019年2月1日に就航した。1日1往復で中部発は午前7時55分の出発、台北発は11時40分発で毎日運航となる。機材はエアバスA320型機が使用される。
新生エアアジア・ジャパンとしては初めての国際線
就航に先立ち、セントレアの18番ゲート前で就航記念セレモニーが開催された。最初に、エアアジア・ジャパンファンチームによるダンスパフォーマンスで会場が盛り上がった後、エアアジア・ジャパンのジェニー麻友子若菜取締役社長が「大変長らくお待たせしましたが、エアアジア・ジャパンとして初の国際線就航を迎えることができて嬉しく思う。楽しく気軽に行ける台湾を楽しんで欲しい」と挨拶した。
来賓の挨拶に続き、リボンカットで就航をお祝いし、7時30分頃から搭乗を開始した。
初便は101名の乗客が搭乗し、初便搭乗者には記念品がプレゼントされた。DJ803便は8時11分に台北へ向けて離陸した。
搭乗率の目標は8割。今回の就航で中部~台北線は7社体制に
ジェニー麻友子若菜取締役社長は、中部~台北線の搭乗率は8割を目指したいと明らかにした。
中部~台北線には、JAL(日本航空)、ジェットスター・ジャパン、チャイナエアライン、タイガーエア台湾、キャセイパシフィック航空、更には昨年10月からはスターフライヤーも就航するなど7社が就航している。また今年6月からはエバー航空も就航することになっており、8社になる予定となっている。
■エアアジア・ジャパン 中部~台北線 運航スケジュール(2019年2月1日~3月30日)
DJ803便 中部7時55分発 台北(桃園)10時40分着
DJ804便 台北(桃園)11時40分発 中部15時10分着
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(鳥海高太朗)