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ルフトハンザ、都内で記者会見を開催。A350を12月より羽田~ミュンヘン線に導入やエアベルリングループの一部を統合などについて説明

ルフトハンザドイツ航空は、今年1月にルフトハンザグループのハブフランクフルトCCO(チーフ・コマーシャル・オフィサー)に就任したハイケ ビアレン バッハ氏(ルフトハンザハブエアラインズ営業担当上席副社長と兼務)の来日に伴い、2017年11月16日に都内で記者会見を開いた。

ルフトハンザグループのハブフランクフルトCCOに就任したハイケ ビアレン バッハ氏

ルフトハンザグループのハブフランクフルトCCOに就任したハイケ ビアレン バッハ氏

12月2日から羽田~ミュンヘン線にA350を投入

最新のトピックスとしては、12月2日からは羽田~ミュンヘン線にエアバスA350を導入するほか、グループ再編において、グループ会社のユーロウイングスが経営破綻したエアベルリングループの一部買収(一部空港でのスロット、機材購入など)を現在進めている。12月には、当局から買収についての判断が示されることになるが、買収が実現すれば、ベルリンやデュッセルドルフからのヨーロッパ内路線が拡充されることになる。エアベルリンは運航休止に伴い10月に航空連合「ワンワールド」から脱退した。

ルフトハンザグループの新機材においては、2025年までに200機以上、約360億ユーロ相当を導入する。ルフトハンザドイツ航空ではA350型機、スイス インターナショナル エアラインズは777-300ER型機などを中心に導入し、2017年は最大40機の導入を予定している。

その他、関連アプリやSNSの活用、RIMOWAのデジタルバゲッジタグなど旅のパーソナライズにおいても2020年にかけて5億ユーロを投資する。

日本では55年を超える歴史がある

日本におけるルフトハンザグループは、55年以上に渡る日本での実績があり、1961年1月24日にフランクフルト発東京行きの便を就航し、現在では羽田・成田・中部・関西から毎週29便を運航している(スイス インターナショナル エアラインズの成田~チューリッヒ線を含む)。日本人の客室乗務員も300名が在籍しており、日本ではグループの従業員が150名ほど在籍している。またANAとのジョイントベンチャー(共同事業)も今年で5年目を迎えるなど、今後も日本での活動を強化していく。今年5月15日よりオーストリア航空も成田~ウィーン線を週5便で再開する予定となっている。

関連URL:ルフトハンザドイツ航空スイス インターナショナル エアラインズ

(鳥海高太朗)

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