ピーチは、2018年3月1日から関西~新潟線を1日1往復で就航することを発表した。航空券は本日10月31日の16時より発売開始となる。新潟空港にとっては国内LCC初就航となり、関東より北への就航としては、新千歳、函館、仙台に次ぐ就航となる。
1日1往復で片道4190円から
運航スケジュールは、関西空港を正午に出発して新潟空港に13時05分に到着し、折り返しは新潟空港を13時35分に出発し15時10分に関西空港に到着する運航スケジュールとなる。運賃は片道4190円~(シンプルピーチの場合で諸経費は含まず)となっている。
大阪では伊丹空港からの便が10往復(ANA3往復、JAL4往復、IBEXエアラインズ3往復※IBEXはANAと共同運航)があるが、現在の相場は特定便割引でも片道2万5000円前後、事前購入型割引でも片道1万2000円~2万円程度が相場となっているが、今回の就航では片道4190円~の設定となり、最安値で買えない場合でも片道1万円以下で購入できる日が多くなることが想定される。
新潟空港から8路線目の国内線に
新潟空港は現在、国内線路線としては、新千歳(ANA、JAL)、成田(ANA)、中部(ANA)、小牧(FDA)、伊丹(ANA、JAL、IBEXエアラインズ)、福岡(ANA、FDA)、那覇(ANA)の7路線があり、ピーチの関空便は8路線目となる。また、国際線路線としては、ソウル(大韓航空)、上海(中国東方航空)、哈爾浜(中国南方航空)、台北(ファーイースタン航空)がある。
新路線就航で近畿圏から新潟、そして佐渡島への旅行が便利になる。
関連URL:ピーチ
(鳥海高太朗)
- 編集長's eye BIRD SEAビュー
- 大阪では伊丹空港からの便が10往復(ANA3往復、JAL4往復、IBEXエアラインズ3往復※IBEXはANAと共同運航)があるが、現在の相場は特定便割引でも片道2万5000円前後、事前購入型割引でも片道1万2000円~2万円程度が相場となっているが、今回の就航では片道4190円~の設定となり、最安値で買えない場合でも片道1万円以下で購入できる日が多くなることが想定される。
大阪~新潟間においては、かつては直通の特急列車もあったが、現在では北陸新幹線の開業もあり、鉄道利用の場合は大阪から特急「サンダーバード」で金沢駅で北陸新幹線に乗り換え、更に途中の上越妙高で特急「しらゆき」に乗り換える必要があり、片道6時間近く要する。また、新大阪から東京乗り換えで東海道新幹線から上越新幹線に乗り換える方法もあるが、それでも5時間以上を要することから飛行機利用も多い。
片道1万円以下で買えれば、高速バスからピーチ利用にシフトする可能性もある。現在の状況をみる限り、この路線においてはかなり高い搭乗率を期待できそうだ。
編集長 鳥海高太朗