エアアジアグループの中長距離LCCであるインドネシア・エアアジアXは、2017年5月25日(木)より成田~デンパサール(バリ)線を週4往復で就航することを発表した。日本からインドネシアへの初のLCC直行便の就航となる。
成田発は毎週月・火・木・土となっており、成田出発は午前8時25分発でデンパサール(バリ島)には14時25分に到着する。日本とバリ島の時差は1時間あり、飛行時間は7時間となる。
また帰国便は毎週月・水・金・日の夜発となる。デンパサール出発は23時発で成田には翌朝の7時10分に到着する。機材は、エアバスA330-300型機で合計377席(エコノミーシート365席、プレミアムフラットベッド12席)で運航される。
■インドネシア・エアアジアX 成田~デンパサール(バリ線)運航スケジュール(2017年5月25日より)
XT402便 成田8時25分発 デンパサール14時25分着(運航日:月・火・木・土)
XT401便 デンパサール23時00分発 成田7時10分着(翌日着)(運航日:月・水・金・日)
週末利用の場合には、木曜日の朝に成田を出発して現地日曜夜発で成田に月曜朝に戻る、もしくは土曜日の朝に出発して火曜日の朝に戻るパターンでの旅行が可能となっているほか、土曜朝発月曜朝着でも現地に30時間程度の弾丸旅行も不可能ではない。
新規就航を記念したセールを本日3月21日(火)~4月9日(日)までの期間に発売する。対象となる搭乗期間は5月25日(木)~6月5日(月)までとなり、諸税費込みで片道9900円、同社のビジネスクラスでフラットシートで移動できる「プレミアムフラットベッド」も諸経費込みで片道3万6900円で販売される。
バリ島への日本人観光客増加が期待される。
関連URL:エアアジア
(鳥海高太朗)
- 編集長's eye BIRD SEAビュー
- これまで東京(成田・羽田)から東南アジアへのLCC直行便は、クアラルンプール(エアアジア)、バンコク(タイ・エアアジアX、スクート)、シンガポール(スクート※台北もしくはバンコク経由)に限られていたが、いよいよ人気リゾート地であるバリ島へエアアジアグループのインドネシア・エアアジアXが就航することになる。
人気リゾート地へ、377席仕様の飛行機が飛ぶことで、観光客の増加が期待される。最近の話題としては、今年1月に「星のやバリ」がオープンするなど、JAL撤退後に減少した観光客の回復に寄与することになるだろう。私も就航したら再訪したいと思うところだ。
(編集長 鳥海高太朗)