LCC(格安航空会社)の春秋航空日本(Spring Japan)が2017年2月7日の正午からセールを開催する。運賃は国内線が片道737円~、国際線が片道3737円~で、新路線の成田~天津・ハルビン線も対象となっている。
毎月7日恒例の「737キャンペーン」を開催
毎月7日開催で恒例となっている春秋航空日本の「737キャンペーン」。今月も2017年2月7日(火)の正午から2月13日正午までの期間限定でセールを開催する。対象路線と片道運賃は以下の通り。
- 成田~新千歳 片道737円~
- 成田~関西 片道737円~
- 成田~広島 片道737円~
- 成田~佐賀 片道737円~
- 成田~重慶(国際線) 片道3737円~
- 成田~武漢(国際線) 片道3737円~
- 成田~天津(国際線) 片道3737円~
- 成田~ハルビン(国際線) 片道3737円~
【搭乗期間】
国内線:2017年2月20日~2017年6月30日
国際線:2017年2月20日~2017年3月25日※
※3月6日~3月10日は天津・ハルビン線は機材繰りで運休
「737キャンペーン」セールの対象となるのは、預け荷物と座席指定を含まない「ラッキースプリング」の運賃クラス。国内線の場合は、支払手数料の430円・成田空港第3ターミナルの旅客サービス施設使用料(PSFC)380円と合わせて片道の総額が合計1547円となる。
国際線の場合は上記セール運賃のほか、支払手数料430円、空港使用料(成田発は大人1540円)、燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)500円が別途必要となる。
春秋航空日本は手荷物を機内に5キロまでしか持ち込めないので、荷物が多い人は預け荷物を事前に購入する事をお勧めする。
狙い目は佐賀線、福岡・熊本・長崎の代替路線にも
春秋航空日本の737円セールで一番取りにくいと感じているのが、成田~広島線。新幹線、JAL・ANAの羽田線、さらには高速バスよりも安いことから、東京に安く行く手段として通常時もかなり搭乗率が高いため、セールも激戦となっている。
一方で狙い目といえるのが成田~佐賀線。こちらは曜日を問わなければ737円の空席が取りやすい。佐賀空港は隣接県への交通アクセスも良く、福岡・長崎・熊本に安く行くための代替手段としても使い勝手の良い路線である。佐賀空港に到着する人を対象にレンタカーを24時間1000円で利用できるキャンペーンも行っていることから、佐賀空港を拠点に九州を観光するのも面白いだろう。
関連URL:春秋航空日本
(五十嵐 貴文)
- 編集長's eye BIRD SEAビュー
- 春秋航空日本の毎月恒例の737円セールが今月も発売される。国内線の場合は実際の支払額は諸経費を入れても1547円となる。
記事の中にも書いてある通り、成田~広島線が最も人気路線となっている。私自身の注目は成田~関西線。大阪へ最も安くいくことができるセールだと思う。
東京駅から成田空港までは1000円程度で利用できる格安バス、また関西空港から難波までは南海電鉄の空港急行を使うことで920円となる。つまり片道2500円程度で東京駅から難波駅までの移動が可能になるのだ。ジェットスター・ジャパンのセールに比べると争奪戦は高くないことが予想されるが、是非トライしみてはいかがだろうか。
編集長 鳥海高太朗