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ピーチ、2017年夏ダイヤより成田~新千歳・那覇線を運休

ピーチは、2017年3月26日からの夏ダイヤで成田~新千歳、成田~那覇線の2路線を運休することを発表。新千歳線は就航から約2年、那覇線は就航からわずか1年超での撤退となる。

2017年夏ダイヤから成田~新千歳・成田~那覇線を運休

ピーチのホームページより

ピーチのホームページより

ピーチは2016年12月14日より3月26日からの2017年夏ダイヤの一部路線を販売開始していたが、成田~新千歳・成田~那覇線については「後日販売開始」として販売していなかった。

2017年夏ダイヤで成田~新千歳・那覇線を運休することが発表された

2017年夏ダイヤで成田~新千歳・那覇線を運休することが発表された

そして、夏ダイヤの販売ページが更新され、2017年3月26日からの夏ダイヤで成田~新千歳、成田~那覇線を運休することが発表された。

成田~那覇線は就航からわずか1年1か月で運休

ピーチの成田~新千歳線は2015年3月29日に就航し、1日1往復運航している。また成田~那覇線は2016年2月20日に就航し、こちらも1日1往復している。成田~那覇線は那覇空港の拠点化の一環として開設されたが、就航からわずか1年1か月での運休となる。ピーチの成田~関西、成田~福岡線は2017年夏ダイヤでも引き続き運航する。

2015年3月に成田~札幌線と成田~福岡線は同じ日に就航し、札幌線は運休となる(写真は就航セレモニーより)

2015年3月に成田~札幌線と成田~福岡線は同じ日に就航し、札幌線は運休となる(写真は就航セレモニーより)

成田拠点のライバル他社は増便・競争環境が激化

ピーチが運休することになった成田~新千歳、成田~那覇線のLCCの競合他社の現在の運航状況(2016年冬ダイヤ)は以下の通り。

成田~新千歳
・ジェットスター・ジャパン 1日最大7往復
・バニラエア 1日最大6往復
・春秋航空日本 1日1往復

成田~那覇
・ジェットスター・ジャパン 1日最大4往復
・バニラエア 1日2往復

ジェットスター・ジャパンの機体

ジェットスター・ジャパンの機体

成田を拠点とするLCCは便数も多く、中でもジェットスタージャパンは2017年夏ダイヤで成田~新千歳線を1日最大9往復、成田~那覇線を1日最大5往復とさらに拡大する予定で、競争環境が激化している。

ピーチ「目標の搭乗率に届かなかった」

ピーチは「ひこ旅」の取材に対し、「成田~新千歳・沖縄の2路線は、搭乗率は低くないが当社の中で目標にしていた搭乗率に届かなかったことで運休を決めた。目標としている搭乗率を超えている成田~関西・福岡の2路線は継続して運航していく」と話した。

LCC各社が路線網を拡大している中で、今後は独自に需要のある路線を生み出していく事も重要になってくる。ピーチは2017年夏に仙台空港を「第3の拠点」として運用していく方針を明らかにしているが、今後の路線展開がどのように広がっていくのか注目したい。

(五十嵐 貴文)

編集長's eye BIRD SEAビュー
ピーチが3月26日より成田発着の札幌(新千歳)線と沖縄(那覇)線を運休することがわかった。成田~札幌・沖縄共に1日1往復だったこともあり、ピーチのブランド力を持ってしても他のLCCとの競争が厳しかったのではないかと推測できる。

成田~福岡線は1日2往復で競合もジェットスター・ジャパンのみであり、目標としている搭乗率を超えて。また成田~関空も1日3往復で他の国内LCCが就航する中でも、ピーチの本拠地である関空発着ということで存在感はある。

このような形で搭乗率が上がらなければ撤退するというのは私はLCCのビジネスモデルとしては当然であり、収益を生み出せる路線に便を飛ばすべきだと思う。今回も撤退というのは残念であるが、早い決断はピーチらしいと思った。今後、どんな新路線が出てくるのかも含めて注目していきたいと思う。
編集長 鳥海高太朗

DSC_7077ANA、最長距離路線となる片道7003マイルの成田~メキシコシティ線が就航

LCCバニラエアの成田~関西・函館線の新路線開設記念式典でのバニラエアの代表取締役社長・五島勝也氏とHIPHOPグループ「DOBERMAN INFINITY」のメンバーSWAY氏とバニラエアのFA新たな「選択肢」に バニラエア成田~函館線 初便搭乗レポート

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