成田国際空港会社は、2019年3月28日より、高速バスで成田空港に到着するバスの停車順を現在の第2ターミナル→第1ターミナル→第3ターミナルから、第3ターミナル→第2ターミナル→第1ターミナルの順に変更することを発表した。
高速道路から空港エリアに入る第2ゲート前に第3ターミナルは位置しているが、ゲート前付近に降車場が作れなかった関係で最後の停車となっていたが、新降車場を新設したことで最初の停車に変更される。
ジェットスターグループやバニラエア、春秋航空日本、チェジュ航空が使用する第3ターミナルには鉄道駅と直結しておらず、最も不便なターミナルであったが、今後は高速バスを利用することで大幅に時間が短縮されることになる。
成田空港会社によると、現在よりも約10分の短縮と発表しているが、実際には15分程度の時間短縮となり、東京駅からの格安バス利用時は渋滞がなければ約1時間で第3ターミナルへ到着することが可能となる。なお、成田空港からのバスは従来通りに第3ターミナル→第2ターミナル→第1ターミナルの順で変更はない。
利便性が増すことにより、LCC利用者の増加に期待したいところだ。
関連URL:第3ターミナルの新しい路線バス降車場が3月28日にオープンします(成田国際空港会社)
(鳥海高太朗)