2017年4月1日、名古屋市郊外の金城ふ頭にレゴブロックの世界観をテーマにしたテーマパーク「LEGOLAND Japan(レゴランド・ジャパン)」がオープンした。
レゴランド・ジャパンへは一般的には、東海道新幹線の名古屋駅から「あおなみ線」を利用することになり、名古屋駅から最寄りの金城ふ頭駅まで約24分(ノンストップ列車で17分)で結んでいるが、中部国際空港(セントレア)からもバスでアクセスすることができる。セントレアからバスで片道40分の所要時間となる。伊勢湾岸自動車道の名港中央インターからすぐということでバスでの利便性も高くなっている。
セントレアからは、週末や繁忙期を中心にJR東海バスが直通バスを1日4往復運行しているほか、三重交通は平日も含めて3往復を運行(三重交通は金城ふ頭駅を経由して長島温泉、桑名駅前まで運行する)。2社合わせると週末は1日7往復、平日は1日3往復体制となっている。両社共に運賃は片道1000円。
■JR東海バス時刻表
※6月までについては、土日祝及び5月1日~5日まで運行
・中部国際空港発
10:05発 12:05発 14:30発 16:30発
・金城ふ頭駅発
10:55発 12:55発 15:20発 17:20発
■三重交通時刻表
※毎日運行
・中部国際空港発
11:00発 13:30発 17:40発
・金城ふ頭駅発
9:45発 12:05発 16:20発
羽田空港から飛行機で「レゴランド・ジャパン」に向かう場合、羽田を8時5分に出発するJAL(日本航空)201便を利用すると、中部国際空港に9時5分に到着する。週末や繁忙期であれば、10時5分にセントレアを発車するJR東海バスに乗車することで10時45分に「レゴランド・ジャパン」の最寄りバス停となる金城ふ頭駅に到着する。11時には園内に入ることが可能。なお、平日は三重交通の11時発(11時40分着)となることから、羽田便からの乗り継ぎ場合は待ち時間が長くなることから、羽田からはバス利用の場合は週末利用が中心となる。
羽田へ戻る際には、レゴランド最寄りの金城ふ頭駅を週末や繁忙期は、17時20分に発車するJR東海バスに乗車すると18時にセントレア到着となる。羽田行きJAL208便の出発は20時40分発となることから、2時間半近い待ち時間になるが、セントレア内でゆっくり夕食を食べたり、展望風呂「風(フー)の湯」に入ってから搭乗する方法もある。片道は飛行機、片道は新幹線の利用も考えられる。JAL便は、前日まで購入可能な「特便割引1」を利用することで片道8900円から買える。
金城ふ頭駅には、「レゴランド・ジャパン」に加えて、JR東海が運営する「リニア・鉄道館」もある。
- 編集長's eye BIRD SEAビュー
- 私も先週、取材で「レゴランド」を訪れたが、東京ディズニーリゾートやUSJと違って、子供が楽しめるアトラクションが極めて多かったのが印象的であった。だが大人だけでもレゴで作られた東京や名古屋・大阪・札幌などの街並みは一見の価値はある。
新幹線で名古屋駅乗り換えで訪れる人が大多数を占めるが、往路だけでも気分を変えて飛行機でいくのもありである。片道8900円の「特便割引1」で買えれば、地上交通機関の運賃を含めても新幹線と変わらない金額になる。飛行機で出かけるという選択肢も考えてみてはいかがだろうか。
編集長 鳥海高太朗