ANAは、2019年2月7日(木)午前6時より福岡空港のANAラウンジをリニューアルし、新たに滑走路を一望できる場所に「ANAラウンジ」をオープンすると共に最上級ラウンジとして「ANAスイートラウンジ」をオープンする。
上級会員専用の「ANA PREMIUM CHECK-IN」も新設
またラウンジのエントランスに上級会員専用のチェックインカウンター「ANA PREMIUM CHECK-IN」カウンターも同日にオープンした。チェックインカウンターからそのまま保安検査場を通過してラウンジに入ることができる。ANA国内線のラウンジリニューアルは2017年9月の新千歳空港からスタートし、今年2月1日に伊丹空港もリニューアルしたばかりだ。
新千歳・伊丹に続き、建築家の隈研吾氏が福岡空港のラウンジも監修している。「一期、一会」というコンセプトのもとに、伝統的な日本美がもたらす成熟した佇まいと、洗練されたデザインが生み出す新しいきらめきの融合により、これまでにない新しいラウンジを作り上げるという想いを込めている。
福岡・佐賀の伝統工芸品をラウンジ内に展示
ラウンジ内の大テーブルには、栓の板を積み上げたシェル型のディスプレイを設置し、ANAラウンジには福岡の「線香花火」「博多人形」、佐賀の「有田焼」「唐津焼」、ANAスイートラウンジには福岡の「高取焼(たかとりやき)」「博多人形」、佐賀の「白瓷(はくじ)」などの工芸品が展示されている。
スイートラウンジでは千鳥屋の「あまおうショコラどら焼き」を提供
またANAスイートラウンジには軽食メニューとして、3月31日までの期間限定で千鳥屋の「あまおうショコラどら焼き」が提供されるほか、かさの家の「梅ヶ枝餅」も用意されている。その他にパンやおにぎり、スープなども食べることができる。「あまおうショコラどら焼き」は実際に試食する機会に恵まれたが、あまおうのいちごで使った餡が甘酸っぱくて絶品で生地との相性も抜群だった。
ANAによると、福岡空港では出張などビジネス需要が中心で滞在時間も30分以内が多いそうだ。
■受付(エントランスのデザイン)
・飛行機のフラップを模した天井が、心地よい空間を演出
・雲を想起させる越前手漉き和紙の「光壁」が、特別な空間を演出
・ユニバーサルデザインに配慮した高さの低いカウンターを設置
・窓を背にした受付から滑走路が見える、明るく開放的な空間
■ANAラウンジのデザイン
・栓(せん)の木を使用した「大和壁」が、明るく軽やかな空間を演出
・短い滞在時間のお客様でも気軽にご利用いただきくつろげるように、これまでのチェックインカウンターに加え、新たにソファーシート設置
■ANAスイートラウンジのデザイン
・飛行機のフラップを模した天井が、心地よい空間を演出
・ウォールナットの木を使用した「大和壁」が、落ち着きのある上質な空間を演出
・ゆっくりとくつろげるよう、センターテーブルを囲んで座面の深いソファを設置
関連URL:ANA
(鳥海高太朗)