2018年8月18日~9月2日までの16日間、インドネシアのジャカルタで行われる第18回アジア競技大会に出場する日本代表選手団(競泳、テニス、ビーチバレー、武術太極拳)の出発セレモニーが羽田空港で行われた。
競泳、テニス、ビーチバレー、武術太極拳の選手団がANA便で出発
羽田空港を10時15分に出発するANA855便(ボーイング787-9型機)の搭乗前のゲートでセレモニーが行われ、セレモニーを主催したANAより清水信三代表取締役専務執行役員は「今回皆様方を輸送できることを嬉しく思います。アジア大会はアジア版オリンピック・パラリンピックとも呼ばれており、今回の大会は2年後の東京オリンピック・パラリンピックの選手選考の前哨戦とも位置づけられていると聞いてます。日本中に感動と勇気、子供達には夢と未来に繋がる希望を是非届けてもらいたいと思う」と挨拶した。
その後、ANAより応援メッセージフラッグと花束を競泳の瀬戸大也選手、テニスの内山靖崇選手、ビーチバレーの二見梓選手、武術太極拳の山口啓子選手へ贈呈された。
瀬戸大也選手「金メダルを獲って帰ってこれるように頑張ります」
最後に選手代表として挨拶したANAに所属している瀬戸大也選手は「アジア大会は東京オリンピックへ向けて大切な試合なので日本選手団一丸となって沢山の金メダルを獲って2年後の東京オリンピックに繋がる試合にしたいと思います。メッセージが沢山入ったANAのフラッグも自分はANA所属として嬉しく思います。自分自身も金メダルを獲って帰ってこれるように頑張りますのでテレビなどで応援よろしくお願いします」と大会へ向けた抱負を述べた。
池江璃花子選手「MVPを獲りたい」
出発セレモニー後の囲み取材では、競泳の池江璃花子選手は「自己ベストを2種目を出すことができ、いい形でパンパシ水泳(パンパシフィック水泳)は終わることができたので、疲労は大分残っているかもしれないが、今はアジアへ向けて楽しみという気持ちの方が強い。楽しみながら結果を出していきたい。全体的な目標としては全ての種目でメダルを獲得し、MVPを獲りたい」、萩野公介選手は「パンパシからの期間も短いですが、コンディションをしっかり整えて、アジアの素晴らしい選手と泳ぐことになるので、一歩一歩集中してレースに臨んでいきたい」と意気込みを語った。
87名の選手・大会関係者がジャカルタへ向けて出発
選手・コーチ・大会関係者87名がANAのジャカルタ行きの便に乗り込み、決戦の地であるインドネシアへ向けて出発した。
関連URL:
アジア競技大会(JOCホームページ内)
ANA
(鳥海高太朗)