JALは、国内線における保安検査場通過の締め切り時刻を現在の便出発15分前から20分前までに変更する。変更は2019年10月27日(日)のウインターダイヤ開始初日からとなる。
現状では、ANAが昨年から羽田空港に限って便出発20分前の締め切りに変更しているが、羽田空港以外については現在も15分前までとなっている。ANAの場合は、バスで移動するサテライトゲートの運用を開始したことで、物理的に15分前では難しい状況があり20分前までに変更された。
今回JALでは、国内線発着全便を20分前までに変更する。対象となるのは、JAL便に加えて、日本トランスオーシャン航空や日本エアコミューター、琉球エアコミューター、北海道エアシステムなどのJALグループ便に加えて、FDA(フジドリームエアラインズ)や天草エアラインなどのコードシェア便も含まれる。
定時運航率の高さを誇っているJALにとって、更なる定時性向上を目指すことになる。
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(鳥海高太朗)