昨日、香港へ向けて羽田空港から出発した。私の搭乗する便は朝10時過ぎの便で、朝7時半過ぎに羽田空港国際線ターミナルに到着した。チェックイン後、保安検査場へ向かったが、ターミナル中央にある保安検査場は既に大混雑で一般レーンでも10～20分以上はかかりそうな行列。加えて疑問に思ったのはマイレージの上級会員などが利用できる優先保安検査場も長い行列になっていた。成田空港では行列になることは少なくてスムーズに通過できるが、羽田では優先保安検査場でも通常レーン同様に通過に時間を要していた。

知っている人もいると思うが、羽田の国際線ターミナルには2つの保安検査場がある。中央の保安検査場からロイヤルパークホテル ザ 羽田の入口に近い場所にもう1つの保安検査場があり、利用する航空会社に関係なく使うことができるが、早速移動してみると、優先保安検査場どころか一般レーンも一切の行列はなく、私もスムーズに通過することができた。

中央の保安検査場では、特に空いている保安検査場に案内することもなく、知っている人だけが得をしている状況にある。何もわからない外国人利用者はまずわからないだろう。

あまりに行列の違いが極端だったので、ここで触れることにしたが、これから沢山の外国人をお迎えする日本の玄関口として、出入国審査の行列解消と共に保安検査場の混雑緩和についても考えて欲しいと思う。

ホテル寄りの保安検査場は、時間帯にもよるが空いていることが多い

一般レーンも混雑がなかった

（鳥海高太朗）