ジェットスター・ジャパンは、2019年7月3日に新路線として関西~下地島(宮古)線を就航した。ジェットスター・ジャパンとしては記念すべき30路線目となり、国内線としては23路線目となった。下地島へは3月30日に成田からの路線を運航しており、関空からの便で2路線目となる。
■ジェットスター・ジャパン、関西~下地島線運航スケジュール
7月3日~19日及び9月1日~10月26日までの月・水・金・日と7月20日~8月31日までの毎日運航
GK377便 関西15時50分発 下地島18時15分着
GK378便 下地島18時55分発 関西21時15分着
片岡社長「成田~下地島線は就航3ヶ月で2万人以上が利用」
初便出発前には、関西空港の17番ゲート前で就航セレモニーが開催され、ジェットスター・ジャパンの片岡優代表取締役社長や下地敏彦宮古島市長などが出席した。片岡社長は挨拶の中で「下地島は航空ファンには人気で、170度の角度で侵入する17エンドが聖地になっており、今回は関西空港では17番ゲートからの出発で因縁を感じる。成田~下地島線は就航から3ヶ月で2万人以上が利用しており、沢山のリピーターにも利用いただいている。地方発展の鍵は路線開設だけでは不十分で地域の皆様と一緒になって需要の開拓と拡大をおこなうことを感じており、関西圏と宮古諸島間の交流人口を増やし、地域の更なる発展に微力ながら貢献していきたい」と挨拶した。
利用者からのコメントも披露
また、片岡社長は成田~下地島線に搭乗した利用者からのコメントを披露した。
「日本なのに海外のリゾートに来た気分」
「宮古ブルーを見ているだけで癒やされた」
「圧倒されるほど満点の星」
「流れ星の多さに願い事がなくなった」
「視界の収まらない天の川は想像以上」
「4度目の正直で17エンドで撮影できた」
「本気で帰りたくない」
などといったフィードバックが来ていることを明らかにした。
ほぼ満席での出発
初便は172名+幼児2名の合計174名(エアバスA320型機:座席数180席)での出発となったが、使用する機材の前便(福岡から)が遅延した関係で、約59分遅れの16時49分に出発。17時00分に離陸し、約2時間5分のフライトで19時08分に到着した。下地島空港では地元の方が初便到着者を横断幕や記念品で歓迎した。
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(鳥海高太朗)