ベトナムの航空会社であるベトジェットは、関西とハノイを結ぶ路線を2018年11月8日より就航することを東京都内で発表した。日本初就航となる。
関西発は午前便、帰国便は深夜出発
エアバスA320型機での毎日運航を予定しており、関西を9時20分に出発してハノイに13時10分に到着する。またハノイからの帰国便は午前1時45分に出発し関西に朝7時50分に到着する。航空券は6月8日より販売される。将来的にはA321neoでの運航を計画する。
ベトジェットのグエン・ティ・トゥイ・ビン副社長は「ベトジェットに搭乗した約30%が初めて飛行機に乗ったお客様です。日本とベトナムのお客様の交流に役立ちたい。パイロットや客室乗務員は若く、フライトをお楽しみいただけると思います。CAは約40カ国から集まっており、日本路線では日本語のコミュニーケーションが取れるクルーを準備している。我々の機内でのイベントを多く開催しているが、関西~ハノイのイベントについては、皆様が楽しんでいただけるように就航までシークレットにしておきます」と話した。
羽田空港への就航へ向けての準備も
ベトジェットは2007年に設立し、2011年に初フライトを運航した。現在の保有機材は、エアバスA320、A321の計60機で、うち、55機をベトジェットエア、残る5機をThai Viejetが保有している。就航路線は82路線で、国内線38路線・国際線44 路線の構成となっている。現在、エアバス社・ボーイング社合わせて220機を発注している。
機内ではレザーシートを採用している。
関西空港の次には羽田空港にも就航へ向けての準備をしていることを明らかにした。
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(鳥海高太朗)