国内LCCの春秋航空日本(スプリングジャパン)は、2019年4月10日に東京都内で記者会見を開催し、ブランド名を「スプリング」にすることを発表した。また同時に成田からの新たな国際線路線として中国の浙江省(上海の南)にある寧波への路線に就航することを発表した。
ロゴも含めてブランドを刷新
ロゴなども新しくすると共に、機体デザインやキャッチコピー、ホームページ、成田空港のカウンター、機内誌などにおいてブランド刷新する。
スプリングは8路線体制に
スプリングは、国内線では成田~広島(1日2往復)、成田~佐賀(1日1往復)、成田~新千歳(1日2往復)の3路線、国際線では成田~武漢(週3往復)、成田~重慶(週4往復)、成田~天津(1日1往復)、成田~ハルビン(1日1往復)を運航しており、成田~寧波線の就航で国内線3路線・国際線5路線となる。
成田~寧波線は4月25日より週4往復
成田~寧波線は、4月25日より週4往復で就航し、成田発朝8時30分発で寧波には10時50分に到着。折り返し便は寧波を11時50分に出発して成田に15時50分に到着する。成田国際空港会社は、今年4月より、国際線では朝6時~8時59分、国内線では朝6時~7時59分発までの新規就航便においては、成田空港に就航していない空港に就航する場合には3年間、着陸料を免除する。毎日運航の場合で、スプリングが運航するボーイング737-800型機では合計1億5000万円の着陸料が免除される計算となる。
日本発着国際線の搭乗率は9割、国内線は7割程度となっている。現在6機のボーイング737-800型機を保有しており、実際の稼働は5機となっているが、成田~寧波線の就航によって6機全てを稼働することになる。
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(鳥海高太朗)