香港のキャセイパシフィック航空は、2017年6月14日に都内で記者会見を行い、成田~台北(桃園)線を2017年10月末からの冬ダイヤから現在1日1往復である成田~台北(桃園)~香港線を2往復に増便することを明らかにした。
まだ現時点で正式な便名や投入機材は決まっていないとのことだが、増便分は、成田午前発・台北午後発という日本人に利便性の高い時間帯を計画しているとのこと。
10月末以降のキャセイパシフィック航空の東京発着路線においては、現在深夜早朝時間帯に運航しているグループ会社のキャセイドラゴン航空の羽田~香港線1往復が運休となり、キャセイパシフィック航空の運航便2往復となる。成田~香港線については、現在の1日5往復から6往復体制となり、4往復が香港へのノンストップ便、2往復が台北経由便として運航される。
2017年夏ダイヤでは、羽田から1日3往復、成田から1日5往復、関西から1日7往復、中部から1日3往復、福岡から1日2往復、札幌から週10往復、沖縄から1日1往復を運航している(一部台北経由便)。
関連URL:キャセイパシフィック航空
(鳥海高太朗)
- 編集長's eye BIRD SEAビュー
- 今回の記者会見で驚いたのは、成田~台北線の1日2往復化であった。これまでは日本発夕方、台北発お昼ということで日本人旅行者にとって必ずしも利用しやすい時間帯ではなかったが、1日2往復になることで利用する機会が増えることになりそうである。サービスに定評がある同社が増便することで選択肢に悩む利用者が増えそうだ。あとは運賃がいくらになるのか、注目していきたいと思う。
編集長 鳥海高太朗