ANA(全日本空輸)は、2018年1月12日に東京・汐留のANA本社で2月9日から韓国の平昌(ピョンチャン)で開催される平昌2018オリンピック冬季競技大会に出場するANA社員の激励会を開催した。
ショートトラックの菊池悠希選手と女子アイスホッケーの床亜矢可選手が出場
今回、オリンピックに出場するのは、ショートトラックの菊池悠希選手(2016年入社)と女子アイスホッケーの床亜矢可選手(2017年入社)で、両選手共にANAの人事部に所属している。ANAホールディングスの片野坂真哉社長、ANAの平子祐忘社長、そしてANAグループ社員が激励会に参加した。
平子社長「オリンピックの雰囲気を満喫して欲しい」
ANAの平子社長は「まずは平昌オリンピックの出場おめでとうございます。我々ANAグループは4万人近い社員がおりますが、全員がお二人のサポーターです。訓練(練習)のビデオを見て、大変な訓練を積んでいることを感じた。元ANAのパイロットで宇宙飛行士の大西卓哉さんとお会いした際に、訓練の重要性について話しをしたが、「訓練で出来ないことは本番ではできない」自分に負担をかけて極限状態、セルフマネジメントできるまでに訓練したことがプレッシャーに打ち勝てた最大の要因だったと話した。100%の努力ともっと上に行きたいという意欲がプレッシャーに打ち勝つ要因だと思う。お二人には、メダルは獲ってほしいが、オリンピックの雰囲気を満喫して欲しいと思う。そして心に余裕を持ってゲームに臨んで欲しいと思う」と激励のメッセージを送った。そして両名には記念品が贈呈された。
その後、ANAホールディングスの片野坂社長から記念品としてグループ社員が応援メッセージを書いた横断幕と花束が贈呈された。
菊池悠希選手「自分自身の最高のパフォーマンスが出したい」
挨拶の中でショートトラックの菊池悠希選手は「入社2年目になるが、入社1年目は勝ちたいという気持ちが強く、思うような結果を出すことが出来なかったが、(所属する)人事部に帰ると、いつでも結果は二の次でもいい、菊池さんが努力・挑戦している姿を見せてくれることが勇気になると励ましてくれた。自分自身、一人で戦っているのではないということを感じることができた。平昌オリンピックでは自分自身の最高のパフォーマンスが出せるように、これから自分自身を高めて、笑顔で皆様に報告できるように頑張っていきたい」と話した。
床亜矢可選手「皆様に支えていただけていることが私の力になっている」
また、女子アイスホッケーの床亜矢可選手は「今年度入社させていただき、出社する度にANAが大好きな気持ちになり、これまで以上の環境を与えていただいたことで平昌オリンピックに出場が決定することができた。出社する度に温かいお声がけをいただき、皆様に支えていただけていることが私の力になっている」と話した。
韓国・平昌で行われる第23回オリンピック冬季競技大会は、2月9日~2月25日の17日間で開催される。
ANAホームページ内に特設サイトを開設
ANAでは、ANAホームページ内の特設サイト「平昌2018冬季オリンピック・パラリンピック 日本選手団特設ページ」内に両選手のインタビュー「Ready for Takeoff」を開設し、インタビュー記事も掲載されている。
両選手以外では、ANAに所属するフィギュアスケートの羽生結弦選手、ANAがスポンサー契約を結んでいるスキージャンプの髙梨沙羅選手、CM契約を結んでいるパラアルペンスキーの村岡桃佳選手もANAホームページ内の特設サイト「平昌2018冬季オリンピック・パラリンピック 日本選手団特設ページ」で紹介されている。
関連URL:
ANAホームページ内「平昌2018冬季オリンピック・・パラリンピック 日本選手団特設ページ」
菊池悠希選手「Ready for Takeoff」インタビュー
床亜矢可選手「Ready for Takeoff」インタビュー
(鳥海高太朗)