JAL(日本航空)は、2017年9月15日から成田~コナ線を毎日1往復で就航することを発表した。機材はボーイング767-300ER型機で、ビジネスクラス、エコノミークラスが設定され、「JAL SKY SUITE」機材での運航となる。
7年振りの運航再開。往復共にノンストップ便で運航
JALは、2010年10月以来の7年振りの運航再開となる。かつては、往路のみ直行で、復路便はホノルル経由となっていたが、今回の再就航では往復共にノンストップ便となる。既に昨年12月からハワイアン航空が羽田~コナ線を週3往復で就航している。ハワイ島へ直行便で行けるので、ハワイ島へ向かう人にとって便利な便となる。
■JAL、成田~コナ線の運航スケジュール(9月1日~9月31日)
JL770便 成田21時25分発 コナ10時15分着
JL779便 コナ12時15分発 成田16時00分着(翌日)
JALは今回の就航によってハワイ線は、成田~ホノルル(1日5往復)、関西~ホノルル(1日1~2往復)、中部~ホノルル(1日1往復)に続く4路線目となる。
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(鳥海高太朗)
- 編集長's eye BIRD SEAビュー
- 今回のJALのコナ線の運航再開は、2つの大きな意味があると思う。1つは往復ともに直行便であること、もう1つは毎日運航であることである。かつてJALが就航した際には、往路はノンストップであったが復路はホノルル経由となっていた。今回、往復ともに直行便となることで、ハワイ島のみを訪れたい観光客にとっての利便性向上する。
また、毎日運航であることで、ハワイアン航空のように週3往復で運航日に左右されずにスケジュールを組むことができるのも、利用者にとってはありがたいことである。だが、ハワイアン航空のメリットとしては、羽田発着で深夜に飛べ、帰国便も現地夕方発であるなど、運航曜日がスケジュールにマッチするのであれば利便性が高い。昨年12月の就航以来、コナ便を活用している旅行客も多い。最終的にはスケジュールと運賃を比較しながら選ぶことになるが、間違いなく言える事はハワイ島への利便性が向上するということだ。
編集長 鳥海高太朗