バニラエアの特色の一つが豊富な機内食。「日本」を感じさせる和風弁当やボリューム満点のロコモコなど、2017年4月にリニューアルした機内販売「Flight Kitchen」の新メニューの実食レポートをお届けする。
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バニラエアの機内販売「Flight Kitchen」がリニューアル
2017年4月1日、LCCバニラエアの機内販売「Flight Kitchen」がリニューアルした。春メニューでは、以前好評だった「みそメンチカツとハムカツのサンドイッチ」(650円)が復活し、月ごとの限定メニューも販売している。
・4月限定「みんな大好き ガッツリ牛丼」(750円)
・5月限定「彩り野菜のナポリタン」(750円)
・6月限定「こだわりのポークカレー」(750円)
「ひこ旅」編集部では4月の函館取材時にバニラエアの新機内食の数々を実際に機内で実食。以下、レポートを紹介する。
「Flight Kitchen」新メニュー実食レポート・バニラエア弁当〝彩〟
4月に新しく登場した「バニラエア弁当〝彩〟」。9つのマスに以下のおかずが鮮やかに並べられている。
・しらすご飯と花びらじゃが芋
・海老入りポテトサラダ
・山くらげ漬け
・玉子焼きと茎わかめサラダ風
・飛び子ちらしご飯
・豚唐揚げ柚子胡椒餡かけ
・炊き合わせ
・山菜含め煮
・ゆかり酢飯梅干し添え
一つ一つのマスごとに味が変わるので、飽きずに食べ進めることができる。野菜が多くヘルシーな構成になっているのも女性客には嬉しいポイント。
バニラエアに搭乗する訪日外国人客にとっては、機内で「日本」を感じることができる良い機会にもなるだろう。
ボリューム満点・ロコモコ風バニラエアごはん
続いて「ロコモコ風バニラエアごはん」。ハンバーグにかかるデミグラスソースは少し甘口で子どもにも喜ばれる味付け。玉子の黄身はとろみのある半熟で、ハンバーグとの愛称も良い。
見た目よりもかなりボリュームがあるので、食べごたえを重視する人には良い選択肢になるだろう。
食事との相性が良い・はこだてわいん〝スイートロゼ〟バニラエアラベル
アルコールにも新メニューが登場。ロゼワインは2月に就航した函館で人気の「はこだてわいん」のもの。バニラエアのラベルが付いたオリジナルデザインになっている。
さっぱりとした口当たりは食事との相性も良く、容量は200mlと丁度よい飲み切りサイズだ。
初代クリームパンが復刻・人気メニューに
スイーツで人気なのがクリームパン。バニラエア就航当初に人気だった初代クリームパンが復刻している。
初代はあふれるほどカスタードクリームが入っていたため、中身が飛び出てしまう事もあったが、「復刻版」ではクリームの量は少し控えめになっている。
ボリュームもあるので、フライト中の小腹が空いた時にもお勧めである。
バニラエアのFAの心配りが満足度を高める
バラエティ豊かな機内食を販売しているのがバニラエアの特色の一つであるが、その満足度を高めているのがFA(フライトアテンダント)の心配り。
この日もドリンクのカップに「函館までごゆっくりおすごしください」など、FA自身が考えたメッセージが添えられていた。限られたフライト時間の中で創意工夫する姿勢には共感が持てる。
バニラエアの「Flight Kitchen」2017年春メニューの販売は6月30日まで。今後の新メニューにも注目したい。
(五十嵐 貴文)
関連URL:バニラエア
- 編集長's eye BIRD SEAビュー
- 私も先日、バニラエアを利用して函館を訪れた際に、「バニラエア弁当〝彩〟」「ロコモコ風バニラエアごはん」を注文してみたが、機内でお腹が空いたときに丁度良いサイズで味も美味しかったので、是非バニラエアを利用する際に注文してみてはいかがだろうか。
個人的なお気に入りは「はこだてわいん〝スイートロゼ〟」。フルーティーな味で軽くお酒を飲みたい時にはうってつけのワインである。一人1本を頼むとコップ2杯分程度の量になっており、到着後に運転をする予定がなければおすすめのアルコールドリンクである。特に国際線利用時にはいいだろう。
編集長 鳥海高太朗