バニラエアは、2018年3月26日に新路線として福岡~台北(桃園)線を1日1往復で新規就航した。バニラエアにとっては福岡空港へは初就航となり、国内航空会社としてはJALが2008年に福岡~上海線が運休して以来の復活となった。
バニラエア、昨年12月に累計700万人の利用者を達成
3月26日に福岡空港国際線ターミナルで就航セレモニーが開催された。挨拶の中でバニラエアの五島勝也社長は「福岡も間もなく満開になる桜。私たちの就航を心待ちにしてくれていたのかなと感じております。バニラエアは2013年12月に成田をベースにして就航し、これまで国内6路線、国際7路線までネットワークを拡大して、4周年となります昨年12月には累計で700万人のお客様にご利用いただきました。本日就航の台北は日本人に人気のディスティネーションであり、福岡の皆様に利便性のよい運航スケジュールを用意しております。安心と信頼の日本品質のバニラエアをご利用いただきまして、台北にお出かけいただきたいと思う」と挨拶した。
EXILE/EXILE SECONDの黒木啓司さんがゲストで登場
ゲストとしてEXILE/EXILE SECONDの黒木啓司さんとシンガーソングライターのLeolaさんもイベントに登場した。黒木啓司さんは「この便は福岡と台北の便ということで、九州とアジアの架け橋として、これから益々の九州の発展、バニラエア様の発展、そして来ていただいている皆様が台北行きを使って、九州を元気に、日本を元気にして欲しいと思います。EXILEで培ったエンターテインメントを、今後は九州においても、九州発のエンターテインメントプロジェクト「THE NINE WORLDS」も含めて地域密着型のエンターテインメントとして盛り上げていきたいと思う」と挨拶した。
台北行きの初便は158人が搭乗
搭乗ゲート前では、初便搭乗者にバニラエアの五島勝也社長、山室美緒子副社長、バニラエアのスタッフが搭乗記念品をプレゼントした。バニラエア151便台北行きは9時37分に158名(幼児1名を含む)を乗せて台北・桃園空港へ向けて出発した。
初年度は85%の搭乗率を目標
バニラエアの五島社長は、出発後の囲み取材で搭乗率について触れ、「台湾線ですので高い搭乗率を期待したい。現在の台湾は9割程度ですが、福岡線は初年度85%はいきたいですし、9割を目指したいです」と話した。
10月にはスターフライヤーも福岡~台北線に就航予定
バニラエアの福岡~台北線は、福岡発は午前中、台北発は夕方発となっているなど特に日本人にとって利便性の高い出発時間となっている。今年10月末には同じく福岡~台北線にスターフライヤーが就航する予定となっている。既に、チャイナエアライン、エバー航空、タイガーエア台湾が就航しており、今後は益々競争が激化する可能性が高い。
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