タイ・バンコクのドンムアン空港に拠点を置くLCC(格安航空会社)のノックスクートが2018年6月1日より、成田~バンコク(ドンムアン)線に毎日1往復で新規就航することを発表した。
スクートの成田~バンコク線も運航を継続する
既にグループ会社である、シンガポールに拠点を置くスクートが、成田~バンコク(ドンムアン)~シンガポール線を1日1往復で運航しており、ノックスクート就航後も運航継続する。スクートグループだけで1日2往復体制となる。また、LCCではタイ・エアアジアXも成田~バンコク(ドンムアン)線を1日3往復で運航していることからノックスクートが就航することでLCCだけで3社5往復体制となる。
ノックスクートの成田~バンコク線は、ボーイング777-200型機でビジネスクラス「スクートビズ」24席、エコノミークラス391席の合計415席で、成田を13時55分に出発しバンコクには18時25分に到着し、帰国便はバンコクを深夜2時20分に出発して成田に午前10時25分に到着する。
■ノックスクート、成田~バンコク線運航スケジュール
XW101便 成田13時55分発 バンコク(ドンムアン)18時25分着
XW102便 バンコク(ドンムアン)深夜2時20分発 成田10時25分着
就航記念運賃は諸経費込みで片道9500円
就航記念運賃として、今日(4月23日)から3日間、成田~バンコク線を税込み片道9500円(空港税などの諸経費などを込み)で販売する。就航記念運賃の搭乗対象期間は2018年6月1日~10月27日までとなる。通常の料金については、エコノミークラスは片道9800円~6万1900円、スクートビズは片道2万9800~7万800円(空港税などの諸経費は含まず)の設定となる(空席連動で運賃が上下する)。
ノックスクートは、タイのノックエアが49%、シンガポールのスクートが49%、フエアンナミトルカンパニーが2%の株主となっており、設立されたのは2014年6月で、2015年に初便を就航している。
(鳥海高太朗)