ANA(全日本空輸)は、2018年3月3日のひなまつりに毎年恒例の「ひなまつりフライト」を運航した。今回は、羽田空港11時20分発のANA91便石垣行きの便(ボーイング787-8型機)で行われた。
今回は初めて、機長も副操縦士も女性パイロットで運航
搭乗ゲート前は、ひなまつりのイメージに装飾され、今回、飛行機の運航に携わる部署で活躍するANAグループの女性社員が中心にハンドリングや運航を担当した。そして今回、ANAの「ひなまつりフライト」では初めてとなる、機長・副操縦士共に女性パイロットで運航された(従来は副操縦士のみ女性だったことはある)。客室乗務員(CA)、グランドスタッフ、整備士、グランドハンドリングスタッフ、ケータリング、貨物なども含めて全てANAグループの女性で運航された。ANAによると現在、女性のパイロットのうち、機長としてフライトしているのは2名だそうだ。
搭乗ゲート付近で桃の飴を配布
搭乗ゲート付近では、ANAグループ女性社員が桃の飴を配布したほか、ANA91便石垣行きに搭乗のお客様には搭乗記念品として、あられとメッセージカードをプレゼントした。
創作した桜の木や雛人形などが登場し、ひなまつりフライトを盛り上げた
そして、乗客293名(幼児8名を含む)を乗せて11時26分に羽田空港を出発したが、出発時には、横断幕だけでなく、桜の木と雛人形をイメージした創作物と共にお見送りした。飛行機をプッシュバックする牽引車も桜で装飾されるなど、まさに、ひなまつりの日らしいイベントとなった。
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(鳥海高太朗)