JAL(日本航空)は、現在2017年8月31日までの期間限定で行っている国内線機内Wi-Fiサービスを期間終了後も期間限定なしで無料で利用できる「ずっとWi-Fi無料宣言!」を行った。これにより9月以降もJAL国内線では無料でWi-Fiが利用できることになる。スマートフォン及びノートパソコンで接続可能。
JAL及びJTA(日本トランスオーシャン航空)が運航する国内線機内Wi-Fiサービス対応機材で利用できるが、JAL機材であれば国際線機材で運航する以外の全便で利用できる。JTA便については、羽田~宮古線、那覇~福岡・宮古・石垣線では一部の便で利用可能。羽田~石垣線では基本的にWi-Fi未搭載の機材で運航されている。
無料で利用する場合でも、最初にJAL国内線で採用している機内インターネット接続サービスプロバイダーの「Gogo」社のアカウント登録が必要となる。機内でも登録可能であるが、搭乗前に登録しておくと機内でスムーズに接続できる。最近では、機内でのスピードも安定しており、ネットサーフィン、メールの送受信、LINEやFacebook、Twitter、InstagramなどのSNSも問題なく利用できた。
また、機内ではインターネット接続以外にも「Wi-Fiビデオプログラム」や現在の飛行位置がわかる「フライトマップ」も無料で楽しめる。7月の「Wi-Fiビデオプログラム」では、TBSテレビ「マツコの知らない世界」「情熱大陸」、テレビ朝日「アメトーーク!」「しくじり先生 俺みたいになるな!!」「ドラえもん」、NHK「LIFE!」「歴史秘話ヒストリア」をはじめ、ミュージックビデオやゴルフレッスン、アニメなどが放送されており、機内での時間を有意義に過ごすことできる。
JAL国内線機内Wi-Fiは、離陸の約5分後から着陸の5分前まで時間制限なく利用可能(JTA運航機材では便出発から到着まで利用可能)。
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(鳥海高太朗)
- 編集長's eye BIRD SEAビュー
- 私もJAL国内線を利用する際には必ず使っている。やはり機内でメールとLINEが繋がるのは非常にありがたいのだが、それ以上に「Wi-Fiビデオプログラム」が楽しんでいることが多い。思っていた以上にコンテンツが充実しており、特に羽田~伊丹線だと視聴中のプログラムが終わらないうちに着陸ということも多い。
最近では海外の航空会社でシートテレビを設置せずにスマートフォンやタブレットを使ってWi-Fi経由で機内エンターテインメントを楽しめるようにする航空会社が増えているが、今後も短距離路線を中心にこの流れになっていくだろう。
また余談ではあるが、私自身は「Gogo」社のアカウントを2つ登録して(異なるメールアドレス)、スマートフォンとノートパソコンの両方で使うこともある。これも無料だからできることだと思う。
編集長 鳥海高太朗