エアバス社の最新鋭機でJAL(日本航空)が導入する予定の最新鋭機であるエアバスA350-1000型機がワールドツアーの一環として2月15日に羽田空港で報道関係者にお披露目された。
ワールドツアーは、ドーハ、マスカット、香港、ソウル、台北、ハノイ、シンガポール、バンコク、シドニー、オークランドと巡り、羽田空港に2月14日の深夜に到着した。
JALはA350-900型機を18機、A350-1000型機を13機を発注
既に、カタール航空やシンガポール航空、タイ国際航空、ルフトハンザドイツ航空、ベトナム航空、チャイナエアライン、アシアナ航空、キャセイパシフィック航空などでA350-900型機が導入されているが、今回羽田空港にやってきたA350-1000型機はA350-900型機よりも7メートル長い胴体を持っており、標準の3クラス制で366席を装備する機体となっている。JALはA350-900型機を18機、A350-1000型機を13機を発注しており、A350-900型機は2019年に納入され国内線に投入され、A350-1000型機の納入時期は現時点では未定であるが導入後は長距離国際線に導入される予定となっている。A350-1000型機の航続距離は1万4800キロで日本からの欧米路線で使うことが可能となっている。
A350-1000型機は、現在のボーイング777-300ER型機と比べると運航コストを約25%削減可能となっており、前世代機と比べると燃料消費とCO2排出量は25%削減されている。また、機内に入ると感じるのが天井の高さと頭上の手荷物収納のスペースが多く取られていることを実感することができた。また、機体最後方には客室乗務員(CA)など運航乗務員が休むことができるクルーレストも3室完備されていた。
今回はエアバス仕様の塗装とエアバス仕様のシートが搭載されている。機内の様子などをフォトレポートでお楽しみください。
(鳥海高太朗)