ジェットスター・ジャパンは、2017年8月8日から有料会員プログラム「Club Jetstar」をリニューアルし、会員になると新たに会員特別価格で航空券が購入できたり、預ける手荷物や座席指定料金が20%割引される。
年間4000円弱で会員特別価格で買える
新しい「Club Jetstar」は、入会初年度は入会金3900円(年会費含む)、2年目以降は年会費3939円となる。今回の目玉は、会員特別価格の導入であり、販売数に限りがあり設定されない便もあるが、多くの便で片道あたり数百円以上安く購入できるようになるが、割引額においては「割引額は空席状況などを見ながら柔軟に対応する(ジェットスター・ジャパン広報部)」とのことである。同伴者も5名まで会員特別価格での購入が可能となっている。
預ける手荷物や座席指定は20%割引
また、預ける手荷物(受託手荷物)や座席指定はオンライン予約での新規予約に限り通常の20%割引となる。例えば成田~福岡線の通常期・スタンダードシートの座席指定は500円となっているが、20%割引で400円で追加できることになる。
その他、従来のサービスであった会員のみが対象だった特別セールはなくなったが、通常のセールにおいては会員になると先行して購入できるセールもあるほか、パートナー特典としてagoda.comにおいて5%割引、更にGlobal WifiのWiFiレンタルサービスが10%割引されるなどの特典もある。
頻繁にジェットスター・ジャパンを利用する人にとっては「Club Jetstar」を活用することで、より割安に利用することができそうなプログラム内容となっている。申し込みはジェットスターのホームページから可能となっており、クレジットカードによる支払いとなる。
関連URL:ジェットスター・ジャパン
(鳥海高太朗)
- 編集長's eye BIRD SEAビュー
- 約4000円の年会費の元が取れるのかによって入会するかどうか考えることになるだろう。ピーチでも既に有料会員制度があるが、今回新設された中で多くの便で割引になる会員特別価格の存在は大きい。いつでも同伴者を含めて割安で利用できることはありがたいことであるが、実際にいくら安くなるのかに注目していきたい。
またセールを利用する機会が多い人にとっては、先行発売のメリットが享受できることになり、そうなれば年会費の4000円弱は決して高くないだろう。欲を言えば、手荷物預けカウンターで会員向け優先カウンターなどを設置してくれれば更にいいと思うところである。
編集長 鳥海高太朗