ユナイテッド航空は、2017年6月に新コンセプトのビジネスクラス「ユナイテッド・ポラリス」の新シートを都内で発表したが、ビジネスクラスの機内食もグレードアップしている。そこで発表会でメディア関係者に公開した日本発アメリカ行きの機内食を写真で紹介する。
ユナイテッド航空は、シカゴの伝説のシェフと呼ばれたチャーリー・トロッターの意思を受け継ぐシェフとの提携によって、機内食の概念を一新し、レストランの食事のような体験をユナイテッド航空のエグゼクティブシェフとトロッタープロジェクトのシェフによって生み出しているとのこと。路線ごとの地域色を取り入れた季節感あふれる食事を提供しており、日本路線では和食も搭載されている。
また、デザートメニューとしては注文に応じて作ってもらえる特製アイスクリームサンデー、更にプチデザートが彩るデザートカートでお好きなものを注文できる。日本発では和菓子も用意しているほか、12時間を超えるフライトではミニカレー丼などの温かい中間食も提供される。
また、機内でのワインもユナイテッド航空のマスターソムリエが選定した6種類の最高品質の赤・白ワインのテイスティングが機内でできる。
上記の食事・ドリンク類については、日本発アメリカ行きの全路線での提供となる。
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関連URL:ユナイテッド航空
(鳥海高太朗)
- 編集長's eye BIRD SEAビュー
- アメリカ系の航空会社のビジネスクラスで日系航空会社に比べて弱いところとして、1食目の後にいつでも注文できる「中間食」があまり魅力的でなかったが、今回の発表会では、和風チキンカレーやグリルチーズサンドイッチが紹介され、更にインスタントではあるが、「どん兵衛」の天ぷらそばやスナック類なども充実していた。
機内食は、和食も美味しそうであったが、洋食メニュー(今回は、牛テンダーロインのソテー、ローストチキン、鯛のグリル)が更に美味しそうな感じがした。是非、多少でもいいので、エコノミークラスの機内食のグレードアップにも期待したいところである。
編集長 鳥海高太朗