ANAグループでは、日本赤十字社の協力により、1956年(昭和31年)から毎年行われている「再び幸せが訪れる」を花言葉に持つ「すずらん」の花を今年も5月29日より全国51カ所の赤十字病院と関連施設にすずらんの花としおりを贈呈した。
すずらんは、北海道千歳市近郊に咲いたもので、しおりは、すずらんの爽やかな香りが漂うANAグループ社員の手書きメッセージが入ったものになっている。
都内では、広尾の日本赤十字社医療センターで贈呈式が行われ、ANAホールディングスの宮田千夏子CSR推進部長から日本赤十字社の宮原保之医療事業推進本部長へ目録、ANAホールディングスの田口修央CSR推進部担当部長から日本赤十字社医療センターの本間之夫院長にすずらんの鉢としおり、また日本赤十字社医療センター。武蔵野赤十字病院、大森赤十字病院、葛飾赤十字病院の看護部長にANAの客室乗務員よりすずらんの鉢を贈呈した。
ANAホールディングスの宮田千夏子CSR推進部長は「今年で64回目を迎える。昭和・平成・令和と弊社の歴史と共に歩んできた。このような素晴らしい社会貢献を継続できるのも日本赤十字社をはじめ、関係者のお陰である。この活動はANAグループにとって、新たな令和の時代にも受け継いでいく大切な宝物だと思っている」と挨拶した。
日本赤十字社の宮原保之医療事業推進本部長は「すずらんの可憐な香りの便りは毎年患者さんにとって非常に楽しく、好評を得ている。幸せの花言葉を持つすずらんの花にANAホールディングスの皆様の幸せと健康への願いがこめられていると伺っている。患者さんにとって喜ばしいものだと思っている」と感謝の言葉を述べた。
その後、同病院に入院されている患者の皆様にもANAの客室乗務員から「すずらんのしおり」をお渡しし、談笑する光景が見られた。その後、病棟にも訪問し、生後間もない令和ベイビーの赤ちゃんとお母様にしおりをお渡しした。今回、日本赤十字社の公式マスコットキャラクター「ハートラちゃん」も病室に同行し、終始場を和ませていた。
(鳥海高太朗)