シンガポール航空は、世界で最初に導入するボーイング787-10型機の初号機の最初の定期便路線として、関西~シンガポール線に投入する予定であることを明らかにした。
シンガポール航空は、ボーイング787-10型機を49機発注しており、世界で最初にボーイング787-10型機を運航する航空会社となっているが、どの路線で定期便を就航するのかに注目が集まっていた中、日本路線を最初の定期便として選んだ。ただし、定期便に投入する前には、シンガポール~バンコク線とシンガポール~クアラルンプール線の一部で、パイロットや客室乗務員のトレーニングを目的としたフライトを実施する計画となっている。
ボーイング787-10型機を3月にボーイング社から受領する予定。座席はビジネスクラスとエコノミークラスの設定となっており、ビジネスクラス36席・エコノミークラス301席の合計337席となる予定で、新しい地域路線用機内プロダクトもデビューさせる予定となっている。定期便の運航初日などの詳細は追って発表される。
現在、ANAやJALなどで使用されているボーイング787-8型機、787-9型機よりも更に全長が長くなっており、より多くのお客様を載せることができるようになっている。ANAも787-10型機を発注している。
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(鳥海高太朗)