東京モノレールが週末を中心に設定されている、羽田空港第2ビル駅・羽田空港第1ビル駅・羽田空港国際線ビル駅から浜松町駅乗り換えでJR山手線内各駅まで片道500円で行ける「モノレール＆山手線内割引きっぷ」は、夏休み期間中の8月31日までは、平日も含めて毎日利用できる。

片道500円で羽田空港からJR山手線内全駅へ行ける

東京モノレール区間の羽田空港第2ビル駅・羽田空港第1ビル駅・羽田空港国際線ビル駅～モノレール浜松町駅までは片道490円（IC乗車券利用時は483円）となっているが、10円を追加した500円でJR山手線内全駅（中央線の神田～代々木間も含む）へ行くことができる。「モノレール＆山手線内割引きっぷ」は羽田空港第2ビル駅・羽田空港第1ビル駅・羽田空港国際線ビル駅の券売機に加えて、地方空港に設置されている東京モノレールの券売機でも購入できる。

羽田空港第2ターミナル駅の券売機。「モノレール＆山手線内割引きっぷ」は券売機での購入となる

京急利用よりも割安になる

東京駅・秋葉原駅までは通常650円（京急利用だと580円）、上野駅・日暮里駅までは通常660円（京急利用だと610円）、恵比寿駅までは通常660円（京急利用だと570円）、渋谷駅・新宿駅までは通常690円（京急利用だと渋谷まで580円・新宿まで610円）、池袋駅までは通常750円（京急利用だと670円）となっているなど、東京モノレール利用よりも割安な運賃設定になっている京浜急行利用の品川乗り換えよりも割安に利用できる。

「モノレール＆山手線内割引きっぷ」は、2018年3月31日までに利用できるのは、土・日・祝日に加えて、7月15日～8月31日、12月28日～1月3日、3月17日～31日までの平日となる。なお、「モノレール＆山手線内割引きっぷ」は羽田空港側から都心方向のみの設定となっており、JR山手線内から羽田空港へ向けての設定はない。

羽田空港国際線ビル駅のホーム

関連URL：東京モノレール
（鳥海高太朗）

編集長's eye BIRD SEAビュー

羽田空港から都心へ向かう場合において、浜松町から乗り換えるのあれば最も安く移動できる割引切符となっている。通常であれば、大崎・五反田・目黒・恵比寿・渋谷・原宿・代々木・新宿・新大久保・高田馬場・目白・池袋の各駅へは時間的には京浜急行利用の品川乗り換えの方が早くて安いが、「モノレール＆山手線内割引きっぷ」が使える期間は、東京モノレール利用の浜松町乗り換えの方が割安になる。

券売機で買う手間がかかるが、夏休み期間中は平日も含めて使えるので活用してみてはいかがだろうか。
編集長　鳥海高太朗