ユナイテッド航空は、2017年6月15日より新しいビジネスクラス「ユナイテッド・ポラリス」を搭載したボーイング777-300ER型機の運航を成田~サンフランシスコ線で開始する。
「ユナイテッド・ポラリス」は、完全フルフラットのビジネスクラスで、「1-2-1」の座席配列で全部で60席となっている。主な特徴としては、全席から通路側にアクセスすることが可能で、180度のリクライニングをすることで最大198センチのベッドスペースが確保されているとのことで身長が高い人でも足を伸ばして目的地までぐっすり眠ることができるのが特徴。
この機材にはファーストクラスは設定されておらず、ビジネスクラス「ユナイテッド・ポラリス」が60席、エコノミープラスは102席(シートはエコノミークラスと同じで、シートピッチが通常のエコノミークラスよりも広い)、エコノミークラス「ユナイテッド・エコノミー」は204席の合計366席仕様となっている。
■ユナイテッド航空、「ユナイテッド・ポラリス」搭載路線運航スケジュール
成田~サンフランシスコ線
2017年6月15日より搭載開始
UA838便 成田16時55分発 サンフランシスコ10:40着
UA837便 サンフランシスコ11時45分発 成田14時35分着
新機材投入に伴い、現在同路線で運航しているボーイング747-400型機(ジャンボ機)は日本路線から引退となる。日本発の最終便は、6月14日(水)17時10分発の成田→サンフランシスコ線のUA838便となる。
関連URL:ユナイテッド航空
(鳥海高太朗)
- 編集長's eye BIRD SEAビュー
- 久しぶりのユナイテッド航空の新しいビジネスクラスがいよいよ日本でもデビューする。日本からの路線も多いことから、楽しみにしている利用者も多いだろうが、今回の新シート「ユナイテッド・ポラリス」はフルフラットシートとしては、後発組であることから、かなりの工夫が施されていることになるが、近々新シートを試してみる予定となっているので、また写真レポートで紹介していきたいと思う。
新しい機材がデビューすることで、ユナイテッド航空もいよいよジャンボ機が日本路線から引退するが、これから最終日までの3日間、成田空港第1ターミナルの展望デッキには多くのファンが訪れることになりそうだ。
編集長 鳥海高太朗