ハワイアン航空は、日本発着路線のうち、エアバスA330-200型機で運航する羽田・成田・関西~ホノルル、羽田~コナ(ハワイ島)の4路線全てにおいて、フルフラットシートを搭載したビジネスクラス(プレミアムキャビン)の導入が2017年5月10日に完了した。
同社のフルフラットシートを搭載したプレミアムキャビンは、昨年12月に成田~ホノルル線での導入を機に、関西~ホノルル線、羽田~ホノルル線の一部にも相次いで導入され、5月10日に羽田~ホノルル線の全便、羽田~コナ線への導入が完了したことで、首都圏及び近畿圏からホノルルへ向かう場合には、ビジネスクラス利用時は新シートとなる。
ハワイアン航空のビジネスクラスは18席の設定となっており、革張りのシートで幅52センチ、長さ193センチでリクライニング時にはフルフラットシートになる。ハワイ路線はカップルやご夫婦などの利用も多いことから、座席配列は2-2-2となる。
また機内食においても6月1日~9月30日までの期間、新しい機内食メニューを提供する。日本発のビジネスクラスでは、オアフ島の人気レストラン「Koko Head Cafe」のオーナーであるリー・アン・ウォンシェフが手掛ける「チキンのアドホ味噌バターソース、塩漬け魚の釜飯スタイル、サヤインゲンのソテー添え」や「トマトと枝豆のキッシュ、ポークソーセージのグリル」などを提供する。
なお、新千歳~ホノルル線では、ボーイング767型機での運航の為、従来のビジネスクラスシートでのサービスとなる。
関連URL:ハワイアン航空
(鳥海高太朗)
- 編集長's eye BIRD SEAビュー
- ハワイアン航空の羽田・成田・関空発着の全便にフルフラットのビジネスクラスが搭載された。ハワイ線の半分以上の便でビジネスクラスがフルフラット化したことになる。
ハワイアン航空は、唯一、ハワイ島のコナへも飛んでおり、特に今回、羽田~コナ便のビジネスクラスもフルフラット化したことによって、コナ便を利用する人も増えそうだ。
編集長 鳥海高太朗