関西空港を利用する際に便利な南海電鉄は、関西空港駅~難波駅までの南海本線・空港線のダイヤ改正及び特急「ラピート」を割安で利用できる「関空トク割ラピートきっぷ」の料金改定を2017年1月28日より実施した。
難波駅からの朝5時台、6時台が便利に
主なダイヤ改正の内容としては、難波から関西空港への早朝時間帯の土休日の特急「ラピート」を1往復増発することで、平日も土休日も難波発は朝6時となる。また朝5時台に空港急行を1往復増発(毎日)する。
関西空港からの難波行き最終列車は23時55分発の空港急行
更に関西空港からなんば行きの最終列車がこれまでの23時40分発から23時55分発に繰り下がり、これまで普通列車だったのが空港急行として運転し難波駅には24時39分に到着するほか、特急「ラピート」の最終も関西空港発が平日は23時発(難波23時34分着)、土休日は22時55分発(難波23時29分着)となり、夜22時以降に関西空港に到着する便を利用する際に便利となる。
「関空トク割ラピートきっぷ」は片道1270円に値上げ
また、特急「ラピート」を割安に利用できる「関空トク割ラピートきっぷ」の価格が改定されて大人140円・小児70円上がり、1月28日以降は関西空港駅~難波駅までレギュラーシート片道1270円(小児640円)、スーパーシートは片道1480円(小児840円)となった。乗車券のみで利用できる空港急行は920円で乗れることから、特急「ラピート」利用は実質プラス350円となる。従来通り、乗車直前まで購入可能となっている。
関連URL:南海電鉄
(鳥海高太朗)
- 編集長's eye BIRD SEAビュー
- 関西空港を利用する際、私自身は難波へ出るもしくは向かうことが多いことから南海電車を利用する機会が多いが、本数が増えていることを実感する機会が増えている。
改めて調べてみると、難波~関西空港間については1時間あたり特急「ラピート」が2本、空港急行が4本で1時間あたり6本が運転されている。1時間に6本あると利用者としても乗りたい時に乗ることができるのは便利である。
訪日旅行客の増加及び国内線のLCC(格安航空会社)路線網が拡充したことによって利用者が増えたこともこれだけの運転本数を維持している要因だと思う。
編集長 鳥海高太朗