スカイマークは、那覇空港の地上係員の夏期の制服として2018年4月21日から「かしゆしウェア」を着用して地上スタッフが接客を行う。かりゆしには、沖縄の海とスカイマークカラーの青と黄色を配置し、縦のラインを入れることによってスッキリしたデザインになっている。
同社は那覇空港で昨年から「かりゆしウェア」を着用しているが、今年は昨年よりも早く「かしゆしウェア」の着用を開始した。昨年は6月1日から着用していたが、今年はゴールデンウィーク前からとなった。
市江社長自ら利用者にアイスコーヒーを無料配布
かりゆしウェア着用1周年を記念し、那覇空港のスカイマークチェックインカウンター前では、スカイマークの市江正彦社長と同社スタッフがお客様へアイスコーヒーやスカイマークオリジナスかりゆしマスキングテープをプレゼントした。同社によると、かりゆしウェアについて、昨年はお客様から「デザインがいい」「到着した時に南国らしい」といった声があったとのこと。
現在は羽田や神戸など6路線の那覇便を運航。神戸増便や未就航路線にも意欲
スカイマークの那覇から羽田(6往復)、茨城(1往復)、神戸(3往復)、中部(3往復)、福岡(4往復)の5路線を1日17往復34便体制で運航している。飛行機は全便ボーイング737-800型機(177席)となっている。夏期期間には深夜便で羽田、中部から各1往復が増便される。
市江正彦社長は、那覇発着便の状況について「スカイマークは1日で約130便を運航しているうちに約40便くらいが那覇に関係ある。全体の4分の1が那覇と関係している便で那覇の比率も高く、搭乗率も上がってきた。羽田6便、福岡が4便、中部と神戸が3便ずつ、また他社にない茨城空港が1便ある。北関東というのは人口が多く、茨城県が300万人、栃木県が200万人で合計500万人。よく言われるが、羽田空港までは遠くて飛行機を利用する機会が少ない。群馬県や埼玉県や福島県の一部など700~800万人の市場があり、茨城空港の利用者がだんだん増えている。あまり沖縄にいらしたことがない方達が那覇便で来てくださるとか、そういった機会を増やしたい。また、神戸空港の発着枠・運用時間が拡大されれば、神戸からの便を深夜便を含めて5~6往復の運航は可能であると考えている。更にスカイマークの就航地で今まで那覇に来ていない、新千歳、仙台、鹿児島、長崎などからお客様の那覇への需要があるかどうかも調べたい」と述べた。
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(鳥海高太朗)