北海道の翼であるAIRDOは、2017年6月23日に羽田空港第2ターミナルのチェックインカウンターをリニューアルした。AIRDOは羽田からは新千歳・旭川・女満別・釧路・帯広・函館の6空港に就航している。
新しいチェックインカウンターの特徴として、「旅の始まりを彩る北海道らしいデザイン」を目指し、全面に木目をあしらった温かく親しみを感じさせるデザインとしたほか、「どなたにも優しいデザイン」を実現する為に、机の高さを低くしてバリアフリーにも対応したローカウンターの設置など、ユニバーサルデザインのカウンターとなった。
ローカウンターには資格取得者を積極的に配置
AIRDOの久保正博東京空港支店長は「この10数年の間にカウンターの役割が大きく変わった。搭乗手続きの自動化が進むなどの環境の変化の中で、これからAIRDOとしてどのようなサービスを提供するべきか考えた中での今回のリニューアルとなった。特にローカウンターにおいては、北海道観光マイスター、北海道フードマイスター、サービス介助士などの各種資格取得者を積極的に配置し、きめ細やかなサービスを提供していきたい」と話した。
将来的には旅の情報発信スポットに
このローカウンターは将来的には、「旅のコンシェルジュデスク」として、北海道の翼らしく、北海道観光マイスター、北海道フードマイスター、サービス介助士などの資格を保有したAIRDOスタッフが現地での観光スポットやおすすめのグルメスポットを直接聞くことができるようにしたいとしている。
夕張メロン入りのフルーツケーキで新カウンターオープンを祝う
カウンターオープン初日には、カウンター前でお披露目セレモニーが行われ、記念として夕張メロンが載せられたフルーツケーキを使ってのセレモニーケーキカッティングが行われた。イベントには、AIRDOの人気キャラクター「ベア・ドゥ」も登場した。またイベント終了後には、AIRDOが「夕張応援」を込めて夕張メロンゼリーのサンプルをカウンターに集まったお客様にプレゼントした。
機内で「大人のゲームシート」の配布もスタート
今回のカウンターリニューアルを記念し、カウンターの写真をハッシュタグ付き(#AIRDOカウンター)でSNSに投稿した画面を提示するとAIRDOグッズが先着100名様にプレゼントされる「いちばん撮りをシェアしよう!」企画を実施したほか、北海道観光マイスター、北海道フードマイスターの資格を持つ客室乗務員とお客様とのコミュニケーションを後押しする「大人のゲームシート」を機内及び空港カウンターで配布している。
新千歳空港でも今後、同様のコンセプトで今冬を目処にカウンターのリニューアルを予定している。
関連URL:AIRDO
(鳥海高太朗)
- 編集長's eye BIRD SEAビュー
- 今回、新しくなったAIRDOのチェックインカウンターは、木目調が北海道らしい温かさを感じるカウンターになった。特にお手伝いを必要する方にとってはカウンターテーブルの高さが低くなり、更に椅子まで用意されているのは好印象であった。
羽田空港発のAIRDO便では、スキップサービスの定着、更に自動で荷物を預けれる機械がAIRDO便利用時でも使えることから、カウンターに立ち寄ることは少なくなっており、私の場合は自動チェックイン機が使えない便変更をする時や空席待ちをするときなどに限られてしまうが、今後、観光情報やおすすめのレストランなどを「旅のコンシェルジュデスク」で聞けるようになれば、立ち寄ることも増えるだろう。旅の情報発信が早くスタートすることに期待したい。
編集長 鳥海高太朗