今年で運航開始から10年を迎えた総2階建て飛行機のエアバスA380。昨年(2016年)冬スケジュールではタイ国際航空のみであったが、2017年10月29日からの冬スケジュールでは夏スケジュールで運航していたタイ国際航空、エミレーツ航空に加えて、新たにアシアナ航空も成田~ソウル線に投入する。
タイ国際航空
タイ国際航空は、成田空港を17時30分に出発するTG677便とバンコク・スワンナプーム空港を朝8時に出発するTG676便の1往復、関西空港を17時25分に出発するTG673便とバンコク・スワンナプーム空港を朝8時15分に出発するTG672便の1往復の合計4便がA380で運航される。
■タイ国際航空、10月28日からのA380運航予定便
TG677便 成田17時30分発 バンコク22時30分着
TG673便 関西17時25分発 バンコク22時00分着
TG676便 バンコク8時00分発 成田15時50分着
TG672便 バンコク8時15分発 関西15時45分着
エミレーツ航空
エミレーツ航空は今年3月26日に4年弱ぶりに日本へのA380乗り入れを再開したが、冬スケジュールでも引き続き成田~ドバイ線に投入される。
■エミレーツ航空、10月28日からのA380運航予定便
EK319便 成田22時00分発 ドバイ4時55分着(翌日)
※火曜・水曜は21時20分発・4時25分着
EK318便 ドバイ2時55分発 成田17時20分着
アシアナ航空
更に、10月29日からはアシアナ航空の成田~ソウル(仁川)線の1往復にもA380が投入される。機内は「ファーストスイート」のシートも搭載されているが、日本路線ではビジネスクラスとして運用される。2時間半前後のフライトとなるのが、最も身近にA380に乗れる路線となる。
■アシアナ航空、10月28日からのA380運航予定便
OZ101便 成田13時20分発 ソウル16時00分着
OZ102便 ソウル9時00分発 成田11時20分着
成田空港で着陸シーンの撮影などA380を間近に見たい人は、午前中は11時過ぎにアシアナ航空、15時半前後以降にタイ国際航空、17時過ぎにエミレーツ航空が着陸する。最新の着陸時間は発着案内や各種アプリなどで確認できる。
関連URL:タイ国際航空、エミレーツ航空、アシアナ航空
(鳥海高太朗)
- 編集長's eye BIRD SEAビュー
- 現在発売中の「月刊エアライン」(イカロス出版)では、就航10年を迎えたエアバスA380を特集しており、私もルフトハンザ、エールフランス航空、タイ国際航空、アシアナ航空、カンタス航空、マレーシア航空のA380、更にANAが2019年にホノルル線に投入予定のA380「FLYING HONU」についても執筆させていただいてます。
かつてはシンガポール航空、ルフトハンザドイツ航空、エールフランス航空、更に今年8月・9月には期間限定でマレーシア航空も就航したが、今は3社のみとなっているが、夢のあるA380でバンコク、ドバイ、ソウルへお出かけになってみてはいかがだろうか。
編集長 鳥海高太朗